Dumptruck

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    Dumptruckダンプトラック

    ダンプトラックは、高い評価を得たアルバムを3枚発表し、80年代後半、商業的成功は万全のように思えたが、ビッグ・タイムとの契約切れをさかえに、レーベルとのトラブルが発生、それを原因に、Seth Tiven率いるダンプトラックは、まるでタイヤから空気が抜けていくように消滅してしまう。その後、テキサス州オースティンに在住していたTivenは、切れ味の鋭い新バンドとのコラボレーションによるアルバムを引っ提げ、ダンプトラックの早過ぎる消滅から時を経て、インディー・レーベルDevil in the Woodsの協力を得て、完全復活と再結成は万全となった。それは、昔からの熱狂的なファンや、彼らの、カントリー・ミュージックの味わいが効いたバラードや、騒々しい、クレイジー・ホース風の曲の素晴らしさを知る機会に恵まれなかった、潜在的なファンの双方を満足させるだろう。Tivenの個性的で魅力的な声と、どこか影のある内省的な歌詞は、彼らのサウンドの重要な要素となっている。