Dino Valente
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Dino Valenteディノ・ヴァレンテ
サイケ期の名グループ、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスの中心人物であり、ジミヘンで有名な「Hey Joe」やヤングブラッズの「Get Together」の作者である。
もともとはグリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シンガーで、フレッド・ニールの取り巻きの1人だったらしい。そしてサンフランシスコに活動拠点を移し、結成したグループがクイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスだった。しかしその直後にドラッグ所持で逮捕。数年に渡って"臭い飯"を喰う羽目に……。
出獄後はグループに復帰するが、同時に唯一のソロ・アルバム『Dino Valente』の制作に着手。ディノ自身の弾く12弦ギターを基本に、68年という時代を反映してドラッギーな音響を施したもので、深いエコーの中から浮遊感をもった歌声が浮かび上がってくる神秘的世界で聴き手を酩酊させた。現在でもアシッド・フォークの最高峰と評価されている1枚だ。
ディノは70年代半ばまでクイックシルヴァーに在籍したが、その後はほぼ引退状態が続き、『Dino Valente』以降ソロ作をリリースしないまま94年にこの世を去った。
もともとはグリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シンガーで、フレッド・ニールの取り巻きの1人だったらしい。そしてサンフランシスコに活動拠点を移し、結成したグループがクイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスだった。しかしその直後にドラッグ所持で逮捕。数年に渡って"臭い飯"を喰う羽目に……。
出獄後はグループに復帰するが、同時に唯一のソロ・アルバム『Dino Valente』の制作に着手。ディノ自身の弾く12弦ギターを基本に、68年という時代を反映してドラッギーな音響を施したもので、深いエコーの中から浮遊感をもった歌声が浮かび上がってくる神秘的世界で聴き手を酩酊させた。現在でもアシッド・フォークの最高峰と評価されている1枚だ。
ディノは70年代半ばまでクイックシルヴァーに在籍したが、その後はほぼ引退状態が続き、『Dino Valente』以降ソロ作をリリースしないまま94年にこの世を去った。