Curtis Fuller

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    Curtis Fullerカーティス・フラー

    ジャズ・トロンボーンにおいて、J.J.ジョンソン(以下JJ)と共に二大巨頭の一角を担うカーティス・フラー。モダン・ジャズを形創ったのがJJなら、ハード・バップでその役割を担ったのは彼である。ハスキーかつプクプクしたトーンで“チョット頼りない感じ”も受けるが、実際はかなりハードな音を出していたらしい。
    57年にニューヨークへ出てプロ活動を本格的に始めるが、その年、早くもメキメキと頭角を現す。なんと、5月からの約半年の間にリーダ作を5枚も吹き込んだのだ(『ニュー・トロンボーン』『ジ・オープナー』『カーティス・フラーVol.3』など)。まさに彗星の如く登場したフラーは、以後、現在まで一流街道まっしぐら。カウント・ベイシー楽団やクインシー・ジョーンズ楽団のセクション・プレイヤーもこなし、61年からはアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに参加、同バンドの一時代を築くのだ。
    そして、彼/<サヴォイ・レーベル>/ハード・バップを語る際、避けては通れないほどの名盤を世に残す。———58年の『ブルース・エット』である。ここではフラーもさることながら、ベニー・ゴルソン(ts)のアレンジが炸裂! トランペット/トロンボーン/テナー・サックスという編成で浮遊感漂うホーン・アンサンブルを聴かせてくれる。ことに日本では人気が高く、93年にはほとんど同じメンバーで『ブルース・エットII』もリリースされた。
    ———34年ミシガン州生まれ。

    曲・アルバム

    • Golden Hits By Curtis Fuller

      2015年01月20日リリース
      アルバム・5曲

      • 1 New Date
      • 2 Be Back Ta-Reckla
      • 3 Darryl's Minor
      • 4 Accident
      • 5 Judyful

      Golden Hits By Curtis Fuller

    • The Good and the Ugly

      2015年01月19日リリース
      アルバム・4曲

      • 1 A-Drift
      • 2 Here's to My Lady
      • 3 No Crooks
      • 4 The Blue Room

      The Good and the Ugly

    • Famous Hits

      2015年01月16日リリース
      アルバム・1曲

      • 1 New Date

      Famous Hits

    • Essential Hits

      2014年10月16日リリース
      アルバム・12曲

      • 1 Moonloght Becomes You
      • 2 Soon
      • 3 Lizzy S Bounce
      • 4 Cashmere 2
      • 5 Oscalypso
      • 6 Slenderella
      • 7 Stormy Weather
      • 8 Roc & Troll
      • 9 Hugore
      • 10 A Lovely Way To Spend an Evening
      • 11 Seeing Red
      • 12 Here S To My Lady

      Essential Hits

    • Stormy Weather

      2014年10月01日リリース
      アルバム・13曲

      • 1 Cashmere
      • 2 Chantized
      • 3 The Court
      • 4 Mr. L
      • 5 Slenderella
      • 6 Roc & Troll
      • 7 Moonlight Becomes You
      • 8 Do I Love You?
      • 9 But Beautiful
      • 10 Flutie
      • 11 Seeing Red
      • 12 If I Were a Bell
      • 13 Stormy Weather

      Stormy Weather