京都West Harlemで38時間ノンストップ・パーティ『LIGHT LIFE』開催 パ音、なかむらみなみ、寺田創一ら出演
京都は木屋町にあるクラブ、West Harlemにて38時間に及ぶノンストップ・パーティ『LIGHT LIFE』がGW期間中の5月4日(水)〜5月6日(金)にわたって開催される。
West Harlemは四条河原町から徒歩数分の木屋町エリアに2013年にオープンして以来、関西圏のみならず国内外のアーティスト/DJを巻き込み続け、関西のクラブ・コミュニティにおいて重要なヴェニューとして存在を確立している。
近年では、世界的にも存在感を出し始めている京都発ハウス・ミュージック ・コレクティブ〈NC4K〉の拠点であることや、『Rainbow Disco Club』にも出演を果たしたToreiがWest Harlem出身でもあり、個々のメンバーが東京でも存在感を見せ始めている新世代コレクティブ〈PAL.Sounds〉やCYKのKotsuによるパーティ『UNTITLED』、その他にも京都外のアーティストを積極的に招聘するパーティー『MAVE』や『Interzone』、『CLUB ECHO』、『DIVE』、『Back Home』などが行われていることなど、エレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて国内で最も注目されるヴェニューのひとつであることに間違いはないだろう。
また、特筆すべきはコロナ禍においても時短営業を継続したことによるローカル・アクトの成長や、ここに書ききれないほどの新規パーティが平日/週末関わらず多数生まれ続けていることに加え、それを取り巻くダンサーやスタッフ陣の活力の高さだ。
そうしたWest Harlemで起きる大小関わらない現象の連続がGWで結晶となり、京都外からやってくるゲスト・アクトと反応し、ダンスフロアにて爆発を繰り返すことになりそうだ。
ゲストには〈TREKKIE TRAX〉よりAndrewや、関西初ライブとなるなかむらみなみ、神戸発のヒップホップ・クルーNeibissよりratiffとhyunis1000、Nerdgodの3人、昨年リリースのアルバム『See-Voice』が話題となったパソコン音楽クラブ、同じく昨年25年ぶりとなるフル・アルバムをリリースし世界的に支持される寺田創一、英名門レーベル〈Hyperdub〉と契約を交わした名古屋拠点のアーティスト食品まつり aka Foodmanなど、他アーティストを含め総勢35組が出演する。
また今年上海ALLを軸に展開するレーベル〈SVBKVLT〉からEP『Yugeki / 遊撃』をリリースしたRILLAは5年ぶりとなる活動再開を果たしLive + DJ Setを披露予定だ。
20年代も引き続き話題が絶えないWest Harlemにて行われる3日間の宴、そこで立ち起こる濃密な体験はまさにゴールデンな煌めきであり、これ以降に続くそれぞれの物語の参照点として重要な3日間となるはずだ。
Text by Kotsu(CYK / UNTITLED)
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