Bernard Butler

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    Bernard Butlerバーナード・バトラー

    この人ほど艶やかにギターを弾くギタリストはいないだろう、バーナード・バトラー。余談ながら何かのライヴ映像で彼がシールド(ギターとアンプをつなぐコード)をペシっと直すところを見たのだけど、その俊敏な姿に男ながらに惚れてしまった覚えがある。
    セクシー・グラム・ヒーロー、ブレット・アンダーソンとともにスウェードの中核を担ってきたバーナードが、2ndアルバム『ドッグ・マン・スター』(94年)リリース直前にバンドを突然脱退したことは、少なからずファンに衝撃を与えた。「猫と彼女とギターさえあればあとは何もいらない」といってはばからなかった彼だけにシーン復帰を懸念されたが、デヴィッド・マッカルモントとのユニット「マッカルモント&バトラー」で、96年にアルバム『サウンド・オブ・マッカルモント&バトラー』をリリースした。
    その後、ヴァーヴ加入の話もあったようだが、98年からファン待望のソロ活動を開始。アラン・マッギ—に「ニール・ヤングの再来」と謳われ、<クリエイション>から1stアルバム『ピープル・ムーヴ・オン』を発表する。自ら少年のような歌声を披露し、ハードなギター・チューンもアコースティックなバラードも高みに昇りつめていくようなのびのびとした雰囲気で繰り広げている。
    99年には2ndアルバム『フレンズ・アンド・ラヴァーズ』をリリースし順調に活動。00年に<クリエイション>が終焉を迎えたことが(これには本人相当怒っているらしい)彼自身に悪い影響を及ぼさなければよいのだが……。

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