Ben Watt
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Ben Wattベン・ワット
言わずと知れたエヴリシング・バット・ザ・ガールの男性の方(笑)。今やすっかりドラムンベース化したEBTGだが、ベン・ワットがネオアコ総本山レーベル<チェリー・レッド>からソロ名義でデビューしたときは、ボサ・ノヴァ・フィーリングたっぷりの叙情アコースティック・サウンドを披露していた。時は83年。相棒のトレイシー・ソーンも当時はボサに接近したサウンドを標榜していたし、当時のUKインディーズ・シーンではボサやジャズがギター・ポップと一体となって最も輝いていたのであった。
そして肝心のアルバム『ノース・マリン・ドライヴ』(←タイトル秀逸)だが、あまりの甘酸っぱさと脆弱なまでのイノセンスに今聴き返してもひりひりする思いだ。ギターやピアノにかけられた水彩画のようなエコー、朴訥だけれども突出した歌ごころ……。思春期の終盤にしか作りえない「どうしようもなく埋められない何か」が、作品のそこかしこにちりばめられている。UKギターポップの最高峰、これを聴かずして何を聴く! と大仰に宣言しておきましょう。ちなみにゲストのロバート・ワイアットもいぶし銀の仕事ぶりでたまらなくカッコいい。
そして肝心のアルバム『ノース・マリン・ドライヴ』(←タイトル秀逸)だが、あまりの甘酸っぱさと脆弱なまでのイノセンスに今聴き返してもひりひりする思いだ。ギターやピアノにかけられた水彩画のようなエコー、朴訥だけれども突出した歌ごころ……。思春期の終盤にしか作りえない「どうしようもなく埋められない何か」が、作品のそこかしこにちりばめられている。UKギターポップの最高峰、これを聴かずして何を聴く! と大仰に宣言しておきましょう。ちなみにゲストのロバート・ワイアットもいぶし銀の仕事ぶりでたまらなくカッコいい。
Ben Wattのニュース
- Spincoaster2017年09月05日
- ヨーガクプラス2014年08月19日
- clubberia2014年05月21日
Ben Wattの連載コラム
- OKMusic編集部2019年11月01日
曲・アルバム
Fever Dream
2016年04月08日リリース
アルバム・10曲- 1 Between Two Fires
- 2 Bricks and Wood
- 3 Winter's Eve
- 4 New Year of Grace (feat. Marissa Nadler)
- 5 Women's Company
- 6 Gradually
- 7 Faces of My Friends
- 8 Running with the Front Runners
- 9 Never Goes Away
- 10 Fever Dream
Fever Dream
Ce sentiment de l'été (Bande originale du film)
2016年02月12日リリース
アルバム・7曲- 1 North Marine Drive
- 2 Chamber of Reflection (Live)
- 3 Motorway to Roswell
- 4 Les photos
- 5 Place de la Nation
- 6 Après l'aéroport
- 7 Brother (Live)
Ce sentiment de l'été (Bande originale du film)
Nathaniel - Single
Golden Ratio (Remixes) - Single
2014年11月18日リリース
アルバム・3曲- 1 Golden Ratio
- 2 Golden Ratio
- 3 Golden Ratio
Golden Ratio (Remixes) - Single
Nathaniel (Radio Edit) - Single