Baha Men

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    Baha Menバハ・メン

    世界でも有数のリゾート、バハマ。燦々と輝く太陽に、底まで透けて見える海、そして常夏の気候——この世のものとは思えないパラダイス・アイランドだ。そんな国から生まれたバハ・メンは、カリブのレゲエ/スカ/カリプソといったルーツ・ミュージックを大切にしながらもR&Bやヒップホップを盛り込み、最新型のリゾート・ミュージック"ジャンカヌー"を創出。——"ジャンカヌー"とは、バハマの伝統的なリズムのことだが、彼らはそれをキーワードに斬新なアプローチを繰り広げる。
    楽曲によりマイケル・ジャクソンを手掛けたトミーD、レニー・クラヴィッツといった気鋭のアーティストをプロデュースに迎え、トラディショナルとモダンの融合を図ってみせる。またカヴァーにもユニークなチョイスをみせ、ビーチ・ボーイズ/KC&ザ・サンシャイン・バンド/ビリー・オーシャン/ハンソン(!)といった幅広いジャンルのアーティストを、トロピカルかつダンサブルにアレンジ。その柔軟な音楽性とユーモアは、聴くものに軽快なステップとスマイルをもたらしたのだ。
    00年のアルバム『Who Let the Dogs Out』からは3人組となり、ヒップホップ色を強めたサウンドを展開。シングル「Who Let the Dogs Out」は全米で大ブレイクし、ここ日本でもFM局を中心にへヴィ・ローテーション中だ。21世紀最初の夏は、これでキマリでしょう。