Ash Ra Tempel

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    Ash Ra Tempelアシュ・ラ・テンペル

    アシュ・ラ・テンペルの中心人物マニュエル・ゲッチングは、70年代ドイツにおけるクラウト・ロックの代名詞であり、エレクトロニック・ミュージックのオリジネイター的存在と言える。恍惚感を最大限にまで引き出す官能的なサイケデリック・ギターの、幾重にも重ねられた眩い音色は延々と反復を繰り返し、聴く者を無我の境地へと誘う。
    彼が20年以上も前に残した作品の数々は、現在のテクノ・リスナーが聴いてもまったく古さを感じさせない。それは、斬新さのあまりに正当な評価を得られなかった『E2-E4』(84年)が、スエーノ・ラティーノ、デリック・メイ、カール・クレイグといった現代のプロデューサーによってリメイクされたことに物語られている。

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