高中正義、50周年<虹伝説ファイナル>日本武道館公演がWOWOW独占オンエア
日本を代表するギタリスト・高中正義が、2021年11月に日本武道館で開催した2部構成による<デビュー50周年 虹伝説ファイナル>公演を、WOWOWにて2月13日(日)午後5:00から独占オンエアする。
日本の音楽シーンを語る上で欠かすことの出来ないギタリスト、高中正義。伝説のグループ、サディスティック・ミカ・バンドへの参加や、高橋幸宏、後藤次利、今井裕と結成したサディスティックスでの活動。80年代のフュージョンブームの礎となったソロ名義での作品の数々。そして、吉田拓郎や井上陽水、矢沢永吉や松任谷由実など錚々たる顔触れのミュージシャンとのセッション。彼のギターの音色に触れたことがない者はいない、そう言っても過言ではない。
2021年は高中にとってデビュー50周年、そして代表作のひとつでもある2枚組アルバム『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』リリース40周年。11月20日にはダブルアニバーサリーを記念した公演が日本武道館で開催された。
もともと、『虹伝説』はイタリアの画家ウル・デ・リコによる虹をモチーフにしたファンタジー絵本。グアム島でこの作品に出会った彼は、ストーリーに合わせて楽曲を制作。そして、絵本とアルバムがほぼ同時期に日本で発売され、いわゆるメディアミックスの先駆けとなった。発売後には同所でリリース記念公演も開催されており、この夜の第1部では当時と同じ七色の虹が輝くアーチ型のセットの下でアルバム『虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS』の楽曲が収録順に演奏された。
黄色のつなぎ姿でステージに登場した高中正義。そして、バックを固める屈強のメンバーたちも虹色を一色ごとに着こなすコーディネートで「虹」を表現。高度なアンサンブルと一聴して耳から離れない印象的なフレーズを兼ね備えた名曲の数々を、丁寧に演奏していく。