18 Wheeler

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    18 Wheelerエイティーンホイーラー

    グラスゴーってどうしてこんなに美メロを作れる人が多いんだろう?
    ティーンエイジ・ファンクラブやBMXバンディッツとも交流がある、というかグラスゴー・サークルの一員、18ホイーラー。ラウドなディストーション・ギターとメランコリックかつスウィートな泣きのメロディ、そして美しいハーモニー・ワークという、まさにTFCスタイルを踏襲した2枚のアルバム『ツイン・アクション』(94年)、『フォーマンカ』(95年)を世に送り出す。と、ところが……97年にリリースした3rdアルバム『イヤー・ゼロ』から大幅に音楽スタイルが変化。な、なんとエレクトロニック・ミュージックに傾倒、あっけにとられたギター・ポップ・ファンを横目に見つつ、トリップ・ホップやブレイクビーツを取り入れたサウンドを展開する。しかーし、やっぱり美メロを卒業することはできなかったのだろう、ギターポップ時代からのメロディはそのまんま。それがデジタル・サウンドにのると妙な透明感と哀感が生まれ、再びリスナーの涙を誘うのであった。
    『イヤー・ゼロ』以降音沙汰がないが、所属レーベル<クリエイション>が消滅した現在、一緒に心中するのだけは絶対にやめてほしい。

    曲・アルバム

    • Charmed Life

      2006年02月16日リリース
      アルバム・11曲

      • 1 Let's Bop
      • 2 Out Of Gas
      • 3 Are You With Me
      • 4 Hot Rod Man
      • 5 Montana Mary
      • 6 Good Time Tonight
      • 7 Rails To Hell
      • 8 Rubber Meets The Road
      • 9 Rigormortis Cat
      • 10 Phantom 409
      • 11 What's this All About

      Charmed Life

    • Eighteen Wheeler

      2003年05月24日リリース
      アルバム・9曲

      • 1 Somethin' Else
      • 2 Gyp the Cat
      • 3 Back Seat Boogie
      • 4 C'mon Everybody
      • 5 He's a Rebel
      • 6 Two-Way Ride
      • 7 Leave My Kitten Alone
      • 8 That Girl's Too Much
      • 9 The Pickin' Shack

      Eighteen Wheeler