香田晋

お茶の間には、某食品メーカーの『唐あげの素』のコマーシャルでおなじみの香田晋は、若手男性演歌歌手のホープ。
ラジオ番組『船村徹の演歌巡礼』に出演した際、彼に見出され内弟子を経て89年に「男同志(←意味深なタイトル)」でデビューを果たす。優等生的な風貌で、原色のキラキラした衣装をまとった彼の歌には、演歌特有のしんみりした印象はあまりなく、若さを活かした「元気！　はつらつ！」な魅力が強調されている。
若手とはいえ、すでに10周年を記念してリリースされた99年の「シャボン玉フワリ」(作詞／青島幸男)では演歌の粋を超え、ソフトなニュー・ソウル風ナンバーを披露(若いリスナーにもオススメ！)。彼は誰にでもくちずさめるポップ性の高い演歌を目指しているといえるだろう。
またちなみに同年、長男が誕生した際、一般から子供の名前を募集するという暴挙にでているが、結局自分で命名した。
最近では、バラエティ番組にもひっぱりダコで、『夜もヒッパレ』ではラップにも挑戦し芸達者ぶりを発揮している。