風

伊勢正三が9月9日、恒例の軽井沢ライブ『伊勢正三Summer Live 2023～ほんの短い夏』を長野県軽井沢大賀ホールにて開催した。同公演は2009年から毎年この時期に開催してきた伊勢のライフワークのひとつとも言えるもので、今年が13回目の実施となり、毎年チケット発売と同時に売り切れるプレミアなライブとなっている。

伊勢正三が9月6日にニューアルバム『STILL MORE』を発売する事が決定した。前作『THE伊勢正三』を更にパワーアップしマニアック・コア・ユーモラスな要素を注いだ内容となっており、タイトルの「STILL MORE」には「だからこそもっと！」という「もっと伝えたい、聴いてほしい歌がある」という意気込みを表しているという。

フォークデュオ・風の全作品がサブリクション音楽配信で解禁された。 風は、伊勢正三・大久保一久によるフォークデュオ。PANAMレーベルからリリースされた、オリジナルアルバム『ファースト・アルバム』（1975年）、『時は流れて・・・』（1976年）、『windress blue』（1976年）、『海風』（1977年）、『Moony Night』（1978年）の全5枚に加えて、ベスト盤『OLD CALENDER〜古暦〜』（1979年）、シングル集『KAZE SINGLE COLLECTION』（2007年）全7枚のサブリクション音楽配信が全世界でスタートした。 メンバーの大久保一久が、9月12日に死去したことが発表された。1975年にリリースされた「22才の別れ」がオリコン・シングル・チャート1位を4週連続記録し大ヒット。その後も「あの唄はもう唄わないのですか」、「ささやかなこの人生」などヒットを連発し、一時代を築いたフォークデュオの名曲が、サブスクリプションで一挙に聴けることとなった。あわせて、伊勢正三名義の『北斗七星』（1980年）も配信解禁となっている。 なお伊勢正三はキャリア50周年を記念して、1971年から1980年PANAMレーベルに在籍していた初期、伊勢正三の世界を網羅し全曲オリジナルマスターを使用した2021年最新リマスター盤『伊勢正三の世界～PANAMレーベルの時代～』が、9月22日発売となり、こちらも配信スタート。また、フォーライフミュージックからは、オールタイムライブベスト『THE 伊勢正三』が同時リリースされている。