竹原ピストルの黎明期を野狐禅『鈍色の青春』に見る
「よー、そこの若いの」がCMソングに起用されてロングヒット中。今年発表した新曲「Forever Young」がドラマのエンディングテーマとなるなど、ここに来て注目が集まっている“不屈のシンガーソングライター”竹原ピストル。今春にはテレビ朝日『ミュージックステーション』に初出演した上、NHK『SONGS』でもピックアップされるなど、お茶の間にも浸透しつつある。今回は彼のミュージシャン、アーティストとしてのキャリアのスタートであるバンド、野狐禅の『鈍色の青春』を取り上げる。竹原のスタイル、センス、そのアーリータイムズを知ることができる名盤である。