赤坂達三

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    赤坂達三アカサカタツゾウ

    クリスタルのような透明感、そして柔らかくぬくもりに満ちた響き。"クラリネット界の貴公子"と呼ばれ、名実ともに、日本の若手ナンバーワンのクラリネット奏者である。「クラリネットという楽器の良さをもっと知って欲しい」と願う彼は、NHK朝の連続テレビ小説『すずらん』のテーマ曲を担当し、クラリネットの魅力を一般に浸透させることにも貢献している。
    国立音楽大学で学んだ後、パリへ渡り、パリ・コンセルヴァトワール、ヴェルサイユ国立音楽院、ポール・デュカス音楽院をすべて首席で卒業。87年パリ国際音楽コンクール第1位、91年トゥーロン国際音楽コンクール第3位など、数々のコンクールに優勝・入賞を果たしている。国際クラリネット協会から「40年に1人の偉才」と絶賛され、正統派クラリネット奏者として活躍する一方、ジャンルを問わず、親しみやすいポップスなどもレパートリーとしている。ウィーンのアルティス・クヮルテットや、ウィーン・フィル元コンサートマスターが率いるゲーデ・トリオとの共演など、国内外での活躍も目覚ましい。

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