誰がカバやねんロックンロールショウ

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    76年に関西で結成された、「誰がカバやねんロックンロールショウ」は、ライヴハウスを中心に活躍し、78年ヤマハが主催した8.8ロック・コンテストでグランプリを受賞した。その後、関西TVの『誰がカバやねんロックンロールショウ』に出演(明石家さんま、紳助・竜助が共演)する。そして、いきなり石田長生プロデュースによるライヴ・アルバム『Waoo……』でレコード・デビューを果たし「ジョ二ー・ビー・グット」を改作した「ロックン・ロール・ボーイ」や、「ルイジアナ・ママ」の替え歌「類人猿ママ」など、彼らの真骨頂といえる人を食ったようなタイトルや歌詞をいかんなく発揮した。同年リリースのセカンド・アルバムも、タイトルはズバリ『2枚目』(笑)。ここでも再び改作、替え歌のオン・パレードとなった。さらに、チャック・ベリーの初来日コンサートのサポートを務めるなど活発に活動するが、82年「誰カバ」は8年間の活動休止宣言を発表する。そして90年に活動再開、91年バナナホールにて10周年記念「誰カバ」を開催、日比谷野音セイブ・ザ・ランドの、「誰カバ」ではゲストに、忌野清志郎が友情参加した。その後、ヴォーカルのダンシング・義隆は自らのソロ活動を「弾き語りR&R」と称し、巧みな話芸を武器に「ブルース芸人」として活動中。