藍井エイル、北米最大の「Anime Expo」にて満員ライブ
「Anime Expo」は、1992年から毎年行われている北米最大のアニメコンベンション。昨年は、延べ16万人、60000人のユーザーが来場。今年は、ロサンゼルス・コンベンション・センターにて7月3日から6日までの4日間に渡って開催される内、2日間で既に70000人に到達する勢いで、全米のみならず世界中からアニメファンが集まってきている。
藍井エイルは、2011年にメジャーデビュー。2013年3月に1stアルバム『BLAU』をリリースした後に海外での活動を開始。FACEBOOKページに30万超のいいね!を集めるだけあり、その後も、海外での活動は止まらず、僅か1年3カ月の間で、今回が10回目、北米では昨年の3月にシアトルで行われた「SAKURA-CON」以来、2回目となる。今回は、自身がオープニングテーマを担当したTVアニメ『キルラキル』とのスペシャルコラボライブという形態で行われ、「キルラキル」のオープニングテーマ『シリウス』や同挿入歌『サンビカ』を含む全9曲、1時間弱のステージを行なった。
この日は、アメリカの独立記念日で全国的に休日であったが、チケットは完売。会場を埋め尽くした3,500人の熱烈なファンがお馴染みの「エイ、エイ、ルー!」コールをする中、SEに乗って登場すると、ステージでは、圧巻の歌唱力を遺憾なく発揮し、会場は終始大歓声に包まれた。「必死に練習しました・・・」と言う英語でのMCも、会場に集まったファンにはしっかり届いており、来月リリースされる新曲『IGNITE』を超先行で披露するなど、集まったファンも大満足。
ラストは、前出の『シリウス』で締め、「I want to come back soon !」(またすぐに戻ってきたいと思います!)のMCに、会場からは大きな歓声と拍手が送られた。また、今回の演出の一環として、海外では初となる「FreFlow(フリフラ)」が導入された。フリフラは、無線での遠隔操作による中央制御が可能なペンライトで、この日集まった3,500人のファンは、自分自身が演出の一部になるもの珍しさを感じつつも、照明と一体化した美しい光景を作り出していた。今月末には、アジア最大のアニメコンベンション「ACG香港」への出演が決まっている藍井エイル。着々と海外でのスケールアップも進む中、国内では、10~11月に、東京はTOKYO DOME CITY HALL、大阪はNHK大阪ホールでホールワンマンを行うことが決定している。