リーガルリリー 1stフルアルバム『bedtime story』今までも自分の好きな事を信じて、周りを見ずにやってきたーー目指すとこは3年後
2016年からリーガルリリーの音源は聴いていて、翌年ライブを初めて観た時に自分たちの衝動を信じて音を鳴らしているバンドだなと、他のバンドにも観客にも変に合せようとしないバンドだなと感動したのを覚えている。今までライブレポートはあったものの、インタビューは今回の1stフルアルバム『bedtime story』のタイミングが初めてとなった。最初に初めてライブを観た時の話をしたら、ライブの時の観客との向き合い方といった話になり、実際この原稿でも文字数をかなり割いている。でも、そのはみ出した話からリーガルリリーというバンドの本質が知れたと思う。そして、『bedtime story』という1stフルアルバムに関しては、「1997」(3曲目収録)という、ボーカルギターたかはしほのかの生まれ年がタイトルに付けられた楽曲が肝だと感じていたので、そこを重点的に聴いている。たかはしから3年後というキーワードも出たが、決して時間的に焦らず、ゆっくりじっくりとリーガルリリーの音楽が広まりながら、最終的には多くの人に届くという意味での売れるという現象に繋がればいいなと心から祈っている。