美樹克彦

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    美樹克彦ミキカツヒコ

    御三家の面々がザ・ビートルズなら、美樹克彦はザ・ローリング・ストーンズ。昭和40年代を席捲した“青春歌謡”シーンにおいても、優等生VS不良というロックにありがちな図式が存在した。
    今でこそ作曲家、30代以上には、小林幸子とのデュエット曲「もしかしてPartII」で有名な美樹だが、デビュー当時の「赤いヘルメット」「回転禁止の青春さ」「6番のロック」といったナンバーでは、エレキ・サウンドにのせて若者特有の刹那的な感情を歌い、大人たちの眉をしかめさせた。そして“バカヤロー!”でお馴染みの「花はおそかった」(67年)のヒットで一躍スターダムへ……。
    その後は、アニメ・ソングや怪獣モノの主題歌で、独特のコブシ回しを存分に発揮。作曲家としても数々の歌手に作品提供を行い、現在では若手の育成などに精を出している。

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