本気の音愛者3,000人で作り上げた伝説の一夜『nbsa+×÷』レポート!
2004年にSHIGE(cro-magnon)、三宅洋平(犬式)が発起人となり、アーティスト発信のイベントとしてスタートした『nbsa+×÷』。これまで渋谷O-EASTで3度開催された『nbsa+×÷』だが、2008年はスタジオコースト/ageHaへ移動、大舞台で幕が開くこととなった。
『nbsa+×÷』のライヴの醍醐味は、なんといっても全出演者が転換なし・数珠つなぎでジャムりながらノンストップで演奏し続けること。この日もトップバッターcopa salvoが太鼓セッションでJUNGLE RHYTHM SECTIONにつなぎ、そこにGOMAが加わり、続いてGOMAはらぞくとのセッションへ突入…といった具合に、スペシャルな共演が常に行われていて目を離す隙がない。鎮座DOPENESSと桜井響のフリースタイルからGAGLE、椎名純平、Spinna B-ILL、Q-ILL、FUNKY MIC、SUN PAULO、鼓響、Keyco。皆が前出演者のアツい音魂を大事に拾い上げ、交わり、つないでいく。中盤では感涙のLOOP JUNKTION再結成ライヴ(!)からcro-magnonになだれ込み、有坂美香もジョイン。漢、太華、BAKUのトリオ・セッション、SOIL&“PIMP”SESSIONS、DACHAMBOと続き、最高潮のままトリの犬式、全出演者によるフリーセッションへ。メインフロアArenaではなんと10時間ぶっ通しライヴが展開されたのである。