牛島隆太

1994年４月17日生まれ、東京都出身の男性シンガーの牛島隆太。友人とのカラオケで何気ない気持ちで応募した日本テレビ系オーディション番組『歌スタ!!』で、その歌唱力からすぐに収録前審査を通過し、番組収録に呼ばれる。しかし収録当日、インフルエンザにかかってしまうという不運が彼を襲う。スタッフの配慮で２ヶ月後の収録日を再提案されるが、収録直前になって内臓に激痛を覚え、病院に駆け込んだところ「心筋炎」と診断される。今後の状況によっては、余命二ヶ月の可能性があることを宣告された。

必死の治療が始まるなか、、吹奏楽部（テナーサックス担当）で鍛えた精神と身体で、医者も驚くほどの奇跡の回復を見せ、彼はようやく『歌スタ!!』の収録に参加。そこでは15歳とは思えない圧倒的な歌唱力で審査員を魅了。森高千里、夏川りみ、Kinki Kidsなど数々のアーティストのサウンド・プロデュースを手掛けている斉藤英夫に見出され、勉強・部活と両立しながらのレッスンをはじめる。

そして迎えた『歌スタ!!』最終プレゼン収録。親戚や先生、学友など100人が応援に駆けつけるなか、「友と過ごした一瞬一瞬を大事にしたい」という想いと「もう一度歌える感謝」を胸に熱唱。複数のレコード会社争奪戦を経て、10年３月に＜tearbridge records＞より、１stシングル「フレンズ-君の記憶のなかの僕-」でデビュー。