熊川 哲也

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    熊川 哲也クマカワテツヤ

    1989年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールで日本人初のゴールド・メダルを受賞し、一躍脚光を集める。同年、東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団。93年プリンシパルに昇格し、世界のトップダンサーとして各国の舞台で活躍。99年、ロイヤル・バレエを退団し、自ら芸術監督を務めるKバレエ カンパニーを設立。これまでに自身の演出・再振付・主演による古典全幕バレエ7作品を制作するほか、『ベートーヴェン第九』をはじめとするオリジナル作品を創作している。そんな熊川が飽くなき追求を続けるのは"総合芸術としてのバレエ"。その徹底したこだわりから生まれるハイ・クオリティな舞台は、「驚異的完成度」とも評され、第3回および第5回朝日舞台芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞と相次ぐ受賞を果たすなど、今やダンサーとしてのみならず、現代屈指の演出家としてその評価を確固たるものとしている。また、プロのダンサー育成を目的としたKバレエ スクールを主宰し、次世代を見据えた幅広い視野での活動も展開。現代バレエ界を牽引する重要な存在として卓抜した手腕を発揮している。

    写真(C)矢野信夫

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