森繁久彌

1704 views

    森繁久彌モリシゲヒサヤ

    芸歴60年以上を誇り、これまでに出演した映画なんと300本以上。TV界でも創生期より活躍し、数多くのドラマで味のある演技をみせた。また自身が作詞・作曲した「知床旅情」は、今ではスタンダードとして歌い継がれている。まさに芸能界のゴッド・ファーザーといっていい存在だ。
    そんな森繁翁が心血を注いだライフ・ワークに朗読がある。これまでに大人のための童話『葉っぱのフレディ』や昔話集『21世紀の孫たちへ』といった作品を残しているが、01年には自身の「どうしても残しておきたい」との熱意の下に日本の名詩集『愛誦詩集』が発表された。室生犀星、中原中也、北原白秋、島崎藤村といった歴史に残る詩人たちの作品を深い情感をたたえながら読み上げる。バックを務めるのはヒーリング・ミュージック界の第一人者として有名な宮下富士夫。アンビエントな音空間に森繁の滋味深い声が響く様は、荘厳なる自然の営みを眺めているよう……。詠み継がれてきた名作に、悠久の生命を吹き込むことに成功している。

    森繁久彌のニュース

    曲・アルバム

    • (決定盤)国民的名曲のすべて ~ふるさとの歌謡曲~

      2012年06月20日リリース
      アルバム・18曲

      • 1 しれとこ旅情
      • 2 津軽のふるさと
      • 3 高原列車は行く
      • 4 あこがれの郵便馬車
      • 5 白い花の咲く頃
      • 6 逢いたかったぜ
      • 7 東京のバスガール
      • 8 君たちがいて僕がいた
      • 9 南国土佐を後にして
      • 10 リンゴ追分
      • 11 山のけむり
      • 12 あざみの歌
      • 13 逢いたいなァあの人に
      • 14 からたち日記
      • 15 山のかなたに
      • 16 僕は泣いちっち
      • 17 浅草姉妹
      • 18 ソーラン渡り鳥

      (決定盤)国民的名曲のすべて ~ふるさとの歌謡曲~

    • 小倉百人一首

      2009年12月16日リリース
      アルバム・99曲

      • 1 忍ぶれど 色に出でにけり 我が恋は ものや思ふと 人の問ふまで
      • 2 なにはずに 咲くやこの花 冬ごもり いまを春辺と 咲くやこの花
      • 3 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ
      • 4 古の 奈良の都の 八重ざくら 今日九重に 匂ひぬるかな
      • 5 ちはやぶる 神代も聞かず 龍田川 から紅に 水くくるとは
      • 6 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに
      • 7 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき
      • 8 寂しさに 宿を立ち出でて 眺むれば いづくも同じ 秋の夕暮れ
      • 9 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪
      • 10 立別れ いなばの山の 嶺におふる まつとし聞かば 今帰り来む
      • 11 みよし野の 山の秋風 小夜更けて 故郷寒く 衣うつなり
      • 12 八重葎 しげれる宿の さびしさに 人こそ見えね 秋はきにけり
      • 13 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
      • 14 久方の 光のどけき 春の日に しづごころなく 花の散るらむ
      • 15 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
      • 16 嵐ふく 三室の山の もみぢ葉は 龍田の川の 錦なりけり
      • 17 村雨の 露もまだひぬ 槇の葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ
      • 18 音に聞く 高師の浜の あだ浪は かけじや袖の ぬれもこそすれ
      • 19 奥山に 紅葉ふみ分け なく鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき
      • 20 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いくよ寝覚めぬ 須磨の関守
      • 21 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人にしられで くるよしもがな
      • 22 住の江の 岸による浪 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ
      • 23 きりぎりす なくや霜夜の さむしろに 衣かたしき 独りかも寝む
      • 24 うかりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らむものを
      • 25 田子の浦に 打出でて みれば 白妙の ふじの高嶺に 雪は降りつつ
      • 26 秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わが衣手は 露にぬれつつ
      • 27 有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし
      • 28 逢ひみての 後の心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり
      • 29 龍の音は たえ久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞えけれ
      • 30 世の中は 常にもがもな 渚こぐ 海士の小船の 綱手かなしも
      • 31 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思い¥ひけるかな
      • 32 難波江の しのかりねの 一夜ゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき
      • 33 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな
      • 34 瀬を早み 岩にせかるる 瀧川の われても末に 逢むとぞ思ふ
      • 35 筑波嶺の 峯より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる
      • 36 花さそふ あらしの庭の雪ならで ふりゆくものは 我が身なりけり
      • 37 難波潟 短き葦の ふしのまも あはで此の世を すぐしてよとや
      • 38 哀れとも いふべき人は おもほえで 身のいたづらに なりぬべきかな
      • 39 契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 浪こさじとは
      • 40 逢ふことの 絶えてしなくてば なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし
      • 41 小倉山 峯のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
      • 42 風そよぐ~人は惜し~百敷や
      • 43 嘆けとて つきやものを 思はする かこvひ顔なる わが涙かな
      • 44 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならんで 言ふよしもがな
      • 45 陸奥の しのぶもぢずり 誰故に みだれ初めにし 我ならなくに
      • 46 侘びぬれば 今はた同じ 難波なる 身をつくしても 逢はむとぞ思ふ
      • 47 花の色は 移りにけりな 徒に わが身世にふる ながめせしまに
      • 48 白露に 風の吹きしく秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
      • 49 明けぬれば くるるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな
      • 50 これや此の 行くも帰るも 別れては 知るも 知らぬも 逢坂の関
      • 51 かささぎの 渡せる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞふけにける
      • 52 来ぬ人を 松帆の浦の夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
      • 53 夕されば 門田の稲葉 おとづれて しのまろやに 秋風ぞ吹く
      • 54 天の風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ をとめの姿 しばし 留めむ
      • 55 廻り逢ひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな
      • 56 おほけなく うき世の民に おほふかな 我が立つ杣に 墨染めの袖
      • 57 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか
      • 58 天の原 ふりさけ 見れば 春日なる みかさの山に 出でし月かも
      • 59 諸共に あはれと思へ 山ざくら 花よりほかに 知る人もなし
      • 60 わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の 雲居にまがふ 沖つ白波
      • 61 夜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで ねやのひまさへ つれなかりけり
      • 62 大江山 いくのの道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立
      • 63 夜をこめて 取りのそら音は はかるとも 世に逢坂の 関はゆるさじ
      • 64 心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花
      • 65 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ
      • 66 心にも あらで憂世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな
      • 67 由良の戸を わたる舟人 楫をたえ 行方もしらね 恋の道かな
      • 68 かくとだに 江や灰武器のさしも草 さしも知らじな もゆる思ひを
      • 69 ながらへば また此の頃や しのばれむ 憂し見し世ぞ 今は恋しき
      • 70 思ひわび さても命は あるものを 憂いに堪へぬは 涙なりけり
      • 71 今来むと いひしばかりに 長月 有明の月を 持ち出づるかな
      • 72 足引きの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ
      • 73 朝ぼらけ 宇治の川霧 絶えだえに あらはれ渡る 瀬々の網代木
      • 74 わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人にはつげよ あまの釣舟
      • 75 月見れば 千々に物こそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど
      • 76 契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋も去ぬめり
      • 77 みかの原 わきて流るる 泉川 いつみきとてか 恋しかるらむ
      • 78 忘れじの 行末までは 難かれば 今日を限りの 命ともがな
      • 79 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色はかはらず
      • 80 山がはに 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり
      • 81 やすらはで 寝なましものを 小夜更けて 傾くまでの 月を見しかな
      • 82 山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば
      • 83 わが庵は 美弥子のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり
      • 84 わが袖は 汐干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らぬ 乾く間もなし
      • 85 人はいさ 心もしらず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける
      • 86 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風 あらしといふらむ
      • 87 恨み侘び ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
      • 88 風をいたみ 岩うつ浪の おのれのみ 砕けてものを 思ふ頃かな
      • 89 此の度は 幣もとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに
      • 90 あらざらむ 此の世のほかの 思ひ出に 今1たびの 逢ふこともがな
      • 91 夏の夜は まだ宵ながら あけぬるを 雲のいづこに つき宿るらむ
      • 92 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞなくなる
      • 93 御垣守 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消つつ ものをこそ思へ
      • 94 ながからむ 心も知らず 黒髪の みだれて今朝は ものをこそ思へ
      • 95 嘆きつつ 独りぬる夜の 明くるまは いかに久しき ものとかは知る
      • 96 玉の緒よ たえなば絶えね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする
      • 97 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ
      • 98 有馬山 ヱなのささ原 風吹けば いでそよ人を 忘れはやする
      • 99 ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる

      小倉百人一首

    • 何処へ 森繁久彌ラストコンサート

      2009年10月21日リリース
      アルバム・8曲

      • 1 知床旅情 さようならありがとう…
      • 2 オホーツクの舟唄 (知床旅情)
      • 3 何処へ
      • 4 何処へ (with Reiji Matsumoto)
      • 5 鎌倉
      • 6 荒城の月
      • 7 船頭小唄
      • 8 オーバーチャー (知床旅情)

      何処へ 森繁久彌ラストコンサート

    • (決定盤シリーズ) 森繁久彌大全集

      2007年10月24日リリース
      アルバム・33曲

      • 1 王様の馬(金の鈴)
      • 2 しれとこ旅情
      • 3 ゴンドラの唄
      • 4 船頭小唄
      • 5 妻をめとらば
      • 6 美しき天然
      • 7 月の沙漠
      • 8 戦友
      • 9 銀座の雀
      • 10 麦と兵隊
      • 11 青葉茂れる桜井の
      • 12 故郷
      • 13 嗚呼玉杯に花うけて
      • 14 浜千鳥
      • 15 紅萠ゆる岡の花(第三高等学校逍遥の歌)
      • 16 城ケ島の雨
      • 17 青葉の笛
      • 18 フラメンコかっぽれ
      • 19 鎌倉
      • 20 春まだ浅く
      • 21 元冠
      • 22 金毘羅船々
      • 23 どじょっこふなっこ
      • 24 水師営の会見
      • 25 勇敢なる水兵
      • 26 ソーラン節
      • 27 天草の子守唄
      • 28 落城の賦
      • 29 戦友の遺骨を抱いて
      • 30 あゝ舟がくし
      • 31 荷物片手に
      • 32 旅がらす
      • 33 父ちゃんバンザイ!~全亭連の唄~

      (決定盤シリーズ) 森繁久彌大全集

    森繁久彌の画像