半田健人、70年代フォークサウンドを再現したアルバム発売
歌謡曲に対する豊富な知識と愛情をバックボーンに、昭和歌謡の研究家としても知られる半田健人が、前作「HOMEMADE」からわずか半年でニューアルバム『生活』を完成、5月30日に発売する。
前作では、自らが主演した「仮面ライダー555」の主題歌「Justiφ’s」をカバーしたMVが動画再生サイトで48万再生を超えて話題となったが、今回は、URCレコードやベルウッドレコードの音楽にハマった半田が、その世界を現代に再現すべく、サウンド・プロデューサーに柳田ヒロを起用して制作。1970年代のフォーク~カントリーを研究した半田健人独自の世界が全編に渡り展開される。なぎら健壱に教わったというスリーフィンガー奏法も駆使し、自らアコースティックギターも演奏。アルバムでは唯一、高田渡のカバー「座蒲団」も収録。そのMVも公開された。
アルバムはスチールギターを多用するなど、全体に1970年代の土臭いサウンドに仕上げられた。さらに意図的にレコードの針音なども入れられており、半田の拘りを聴くことができる。