村上“ポンタ”秀一でしか成し得なかった記念碑的作品約100人の有名音楽家が集結した『Welcome to My Life』
今年3月に亡くなられたドラマー、村上“ポンタ”秀一のアルバムを紹介する。1970年代前半からプロとして活動を始め、数多くの有名アーティストのライヴ、レコーディングをサポートしてきた氏。レコーディング総数は1万4,000曲以上と言われる日本を代表するトップドラマーだ。そうしたサポート参加作品以外でも、そのキャリアのスタートである赤い鳥、自身のバンド、PONTA BOXの他、さまざまなユニットで音源を残してきた氏だが、その偉大さを知ってもらうには、『Welcome to My Life』が最も分かりやすいのではないかと思う。