氷川きよし初の映画主題歌で新境地、ベストセラー原作映画『老後の資金がありません!』
2011年刊行・垣谷美雨の34万部突破のベストセラー小説「老後の資金がありません」(中公文庫)原作で、新型コロナウイルス感染状況を踏まえて延期となっていた天海祐希主演映画『老後の資金がありません!』の公開日が、10月30日(土)に決定、氷川きよしの新曲「Happy!」が主題歌に決定し新予告映像が公開された。
数々の大ヒット映画・ドラマに出演し、強い女性を体現してきた天海が本作で演じるのは、どこにでもいる普通の主婦。子育ても落ち着き、老後は安泰のはずだったのに…人生の後半に必ずやってくる老後資金問題と、誰もが直面する夫婦、親子、子の結婚、独立、嫁姑、親の介護、葬式…あらゆる問題が立て続けに襲ってくる中、悩みもがき奮闘しながらも逆境に立ち向かう!監督は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』で感涙だけではないユーモアを交えた秀逸な演出で観客を魅了した前田哲。今作でもその手腕を遺憾なく発揮し、人生の節目を襲う難事に立ち向かう人々を、ハートフルで痛快に描いた第一級のコメディ・エンターテインメントが誕生した。主題歌にはアーティストとして音楽ジャンルを超えて進化し続ける氷川きよしがサンバ調の新曲「Happy!」で新境地を開く。
映画を鑑賞した氷川は、本作について「一言でいうと最高です!!久しぶりにお腹を抱えて笑って、最後は感動できる。時間を感じないくらいあっという間で、こんなに楽しい映画があるんだと思いました。何度も観たいです。」と大絶賛。友人であり憧れの女性でもあるという天海についても「主婦役をやられるのは珍しかったので新鮮でしたし、展開も面白くて目が離せませんでした!」と称賛。また主題歌のタイトルについては「みんながハッピーになってほしい、色々なことに感謝して生きていればハッピーになれるよ、という想いを込めています。」と明かし、「大変な世の中なので、自分を奮い立たせてハッピーに。暗い気持ちでも明るい気持ちに持っていけるように。希望がなければ希望を作ればいい。どこかには道がある。壁にぶつかっても道はある。悩みやピンチこそチャンスだったりするので、そんな気持ちで聴いてほしいと思います。」とコメントを寄せている。
一方、完成した映画を鑑賞している時に、エンドロールで初めて主題歌を聴いたという天海は、サンバのリズムから入る曲が、笑えて前向きになれる映画の世界観とぴったりマッチしていて、「心を鷲掴みにされました」と大絶賛。親交のある氷川にすぐ電話して、お礼を伝えたといいます。「前奏を聞いただけで、きっとみんな踊りたくなりますよ!私はバックで踊らせてくださいと伝えました(笑)」という天海のコメントにも注目、実現なるか?!