【広瀬大地】儚くもあり、幸せな“今”を『Embarking』に収めておきたかった
2019年8月より活動を開始した広瀬大地の2ndアルバム『Embarking』が完成した。前作アルバム『One and Only』(2020年4月発表)では、ひとりでの制作に向き合った孤独も詰め込まれていたが、今作では制作をともにする仲間との出会いによって、身軽でポジティブなパワーが放たれている。新たなフェーズに向かっていく期待感と、先が見えないコロナ禍で感じるジレンマ、アルバムとして聴いた時のドラマチックなストーリー性や、サウンド面での挑戦など、多角的に“今の広瀬大地”を感じられる渾身の一作だ。