天童よしみ、故郷・大阪府八尾市で凱旋公演「ただいま!」50周年記念第2弾「帰郷」はJ-POPトップクリエイターと制作
今年歌手生活50周年を迎えた天童よしみが、故郷・大阪府八尾市での凱旋公演を開催した。
「のど自慢あらし」として活躍した少女時代の天童を育んだ故郷・八尾市は、歌手・天童よしみのまさに原点。市内の実家は「天童御殿」として地元の名所ともなっているなど故郷との絆は強い。「50周年という節目で改めて原点を見つめ直す、そんな想いを新たにしました」と、八尾市文化会館リニューアルオープン記念に華を添え、詰めかけた昼夜満員のファンに「ただいま!」と呼びかけた。
記念コンサートのステージ上では、ポルノグラフィティや、いきものがかりの楽曲制作・プロデュースで知られる音楽プロデューサー・本間昭光プロデュース・作編曲による50周年記念第2弾シングル『帰郷』の発売も発表された。J-POPの分野で数々のヒット曲・話題曲を送り込んできたトップクリエイターが、演歌界の女王・天童よしみと真っ向勝負で作り上げた意欲作の発売となり、天童自身も「50周年を迎えた私にとっての、これからを表現する新しい一歩になりました」と新たな挑戦へ意欲満々。
実は本間自身も天童と同郷・八尾市出身であり、同じ小中学校の先輩・後輩、ご近所同士の間柄。同郷の縁で交流を深める中、天童よしみ50周年を機に今回の企画が実現することとなった。「レコーディングでは地元あるあるで盛り上がってしまいました。私と本間さんというジャンルのまったく違う二人が同じ景色を思い浮かべながら1つの楽曲を作り上げていくことに、何だか不思議な感動がありました」。
「帰郷」の作詞は、日本のポップス・ソウル音楽を牽引する音楽プロデューサー・松尾 潔が書き下ろした。「50周年の感謝の気持ちや、故郷への想いを、松尾さんがわかりやすく代弁してくれた気がします」と、これもまたジャンルの違う異色の初顔合わせに大きな刺激を得たという。