「Animelo Summer Live 2014 -ONENESS-」2日目フォトレポート
トップバッターを飾ったのは、FLOWとGRANRODEOのスペシャルコラボだ。テレビアニメ「NARUTO -ナルト-」のオープニング主題歌「GO!!!」で会場をヒートアップさせる。引き続きFLOWが「COLORS」「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」を熱唱し、10周年を迎えるアニサマを祝福した。
FLOWが退場すると、ももいろクローバーZが登場。「ムーンプリズムパワー! メイクアップ」の掛け声を合図に、「美少女戦士セーラームーンCrystal」のオープニング&エンディング主題歌と「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」を歌い、観客もメンバーカラーのサイリウムでエールを送った。三森すずこが「ユニバーページ」「せいいっぱい、つたえたい!」を歌えば、三澤紗千香は「フェイス」「ユナイト」で続く。アニサマ初参戦となるfhanaは「いつかの、いくつかのきみとのせかい」「divine intervention」で場を盛り上げた。
さらに、堀江由衣がキャラクター原案と声優を務めるミス・モノクロームの声が会場に響き、3Dキャラクターの彼女が立体ビジョンでステージ上に現れた。ミス・モノクロームが「ポーカーフェイス」を歌うと、堀江本人が「Stand Up!」を歌いながら台車に乗って登場。続けて「Golden Time」「半永久的に愛してよ♡」を歌い切る。
昂ぶる熱気そのままに、デビュー45周年を迎える、栄えある元祖アニソン歌手の堀江美都子が「キャンディキャンディ」「ひみつのアッコちゃん」「花の子ルンルン」「サザエさんのうた」のメドレーを披露。ももいろクローバーZも「ハクション大魔王」のキャラクター衣装で登場し、堀江とともに「アクビ娘」を歌いあげた。
休憩前のラストは、アニサマ皆勤賞を誇る栗林みな実が「moving soul」「Shining☆Days」を歌った。最後は、angelaとコラボし、「機動戦士ガンダム00」セカンドシーズンのオープニング主題歌「儚くも永久のカナシ」を熱唱。余韻を残しながら前半戦を終えた。
休憩後は、熱気を冷ます稲川淳二の声が会場に響き渡る。お得意の怪談が始まるかと思いきや、地獄の沙汰オールスターズ 阿仁尊地獄篇、ピーチ・マキが「鬼灯の冷徹」のキャラクターソングや挿入歌、オープニング主題歌を歌い、和やかなムードで後半戦の幕を開けた。
続いては、「アイドルマスター」シリーズ楽曲のオンパレード。アイドルマスターから「READY!!」、アイドルマスターシンデレラガールズから「お願い!シンデレラ」、アイドルマスターミリオンスターズから「Thank You!」と、シリーズを代表する楽曲でたたみかけ、会場のボルテージを一瞬で押し上げる。最後は、3組がTHE IDOLM@STER THREE STARS!!!として、劇場版「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」の主題歌「M@STERPIECE」で、会場に集ったアイマスPたちの心を鷲掴みにした。
Kalafinaは「Fate/Zero」2ndシーズンのオープニング主題歌、劇場版「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」主題歌などを歌唱。喜多村英梨も「掌 -show-」「Birth」などハードな楽曲で、クライマックスに向けてステージを加速させていく。
満を持して登場したアニサマの常連angelaは「Different colors」で観客を昂ぶらせ、「angelaをangelaにしてくれた大切な曲」であるという「蒼穹のファフナー」の「Shangri-La」では、無数のタオルが宙を舞うなか、会場が一体となった。「シドニアの騎士」のオープニング主題歌「シドニア」では、ギタリストのカツが、間奏中に恒例のジークジオン式自己紹介で笑いを誘っていた。
最高潮に達した観客の熱を引き受けるのは、2年連続トリを務めるGRANRODEO。「変幻自在のマジカルスター」では会場を赤いサイリウムの光で満たし、「シャニムニ」ではボーカルのKISHOWが「聞かせてくれるか、アニサマパワー! 3日目があるからと気を抜いてるようじゃつまらないぜ!!」と絶叫。それに対し、27,000人の観客が大合唱で応じた。興奮そのままに「慟哭の雨」「Can Do」でフィニッシュ!!
最後は、2日目に参加した全アーティストがステージに集合。栗林みな実が作曲した2009年のテーマソング「RE:BRIDGE~Return to oneself~」と、2014年のテーマソング「ONENESS」を合唱し、最終日へとバトンを渡した。