【連載】フラチナリズムの労働to武道館vol.24「平成31年1月度業績報告」
▲同情するな金をくれ!のポーズです。
フラチナリズムの労働to武道館
~売れてないバンド界イチ売れてるバンドが武道館を目指す話~
労働to武道館業績報告
BARKS連載させていただいて今回のコラムでなんと24回目!!つまり2周年です。
ありがとうございます。そしてこれからも宜しくお願いします。
売れてないバンド界イチ売れているバンド、フラチナリズムのボーカル、モリナオフミです。
継続は力なりという言葉がありますが、まさにその通りだなという風に感じる年男亥年の私なのでございますが、こうして連載を続けさせていただけるのも、読んでくれる読者の皆さん、そしてBARKS編集部の皆さんのおかげ、そして何よりもウィットに富んだジョークに磨きがかかりまくっている僕自身のおかげに他ならないのではないしょうか?(←黙れ小僧)
連載開始から早二年が過ぎようとしていますが、このコラムのタイトルにもなっている日本武道館でのワンマンライブは未だ決まっておらず、なかなか厳しい戦いを強いられていることに間違いはありません。しかしながら、我々1mmも諦めていません。というか、二年前よりさらに「必ず武道館へ!」という思いと技術と年齢は高まっているのがフラチナリズムのやばいところです。
メジャーデビューから3年間でたくさんの経験をさせてもらい、自分たちがやっていくべきことを見出せたと思うので、今年はしっかりまいた種を刈り取りまくりの一年にしたいと思っています。
その成果と言いますか、今年は始まってからすでに企業タイアップが4件、さらには、仮ですが企業タイアップが3件追加。と、なんで今まで言ってくれへんかったん?というぐらいに、皆さんに露出できる機会を増やしていただいております。フラチナリズム的にはこの企業タイアップ案件を今年は15件はやりたいと思っています。それによって売れる売れないは決まりませんが、すべてのタイアップを全身全霊全力投球で取り組み、その中からミュージシャンとしては本質である、ヒット曲を出せるように頑張ります。
2019年始まってなかなか好調な滑り出しではございますが、慢心することなく亥のごとく猪突猛進で突き進みたいと思います。
音楽界にも明るいニュースと暗いニュースとが混在しておりますが、我々は今年、明るいニュースのみを面白発信していくことをここに宣言いたします。
期待しています。自分たちに。わくわくしてます。自分たちに。
というわけで平成31年1月の業績報告に参りましょう!
今年一発目はなんと・・・
2019年の幕開けとともに、フラチナリズムも今年初ライブをやらせてもらいました。
幕開けはやはりワンマンライブで!と思っていたのですが、今年の僕個人の勝手なテーマがございまして・・・
それが「歌力」でございます。
歌の力。基本的には音楽はあくまでも人間にとっての娯楽で、僕たちも自分たちが気持ち良くなりたいがために始めたわけなんですが、睡眠や食事がないと人間は死にますが、極端な話をすれば音楽がなくても人間は死なないわけです。死因が音楽欠乏症!なんて聞いたことがないですから。
ただし、人間には動物界で唯一向上心というものが備わっています。
より幸せに、より豊かに、この「より◯◯」を求めるのが人間独自の習性です。
より◯◯になるために人間は音楽を聴きます。というか感じます。音源では聴覚で、ライブでは視覚、聴覚、触覚、嗅覚をフル活用して感じます。感じることで各々が、より◯◯を作り上げているんだと僕は考えています。
ただし、より◯◯を感じる上で音楽を使う人は五感だけでなく、間違いなく第六感、シックスセンスを働かせているんだと思っています。ちょっとスピリチュアルな胡散臭い話になってきましたが、別に新興宗教に勧誘しているわけでもなんでもなく、本当にそう思っています。曲がいい!歌詞がいい!パフォーマンスがいい!これは五感の中です。でも、なんかわからんけど好き!なんかいい!これは第六感だと思います。感覚ですよね。入り口は間違いなく五感だと思いますが、ファンになるって第六感だと思います。
なので自分の中で人の第六感に一番触れられるのは、間違いなく歌だ!と思ったので、今年のテーマは歌力なのです。歌の力で人の感覚に触れにいく。これです。
なので今年一発目はアコースティックライブにしました。最小限。ギターの田村と僕だけの二人で、パフォーマンスはゼロ。演奏と歌のみで勝負!という見る人が見たらさぶーい感じのライブを繰り広げました。
ファンの方からは今まで聴いたことない感想をたくさんいただきまして、楽しいだけがフラチナリズムじゃない。という部分で、歌の力で、少しだけ第六感に触れられたような気がしました。
歌を通して空気が振動し、その振動が脳に届いて心に触れて、振動と心が同調した時に、感動は生まれるのかもしれません。
以上、感動は振動説でしたwなんの話やねん!!