中川あゆみ

96年５月４日横須賀市生まれ。事実だけを歌うことに決めたノンフィクション・シンガー、中川あゆみ。５歳の誕生日に祖母からギターをプレゼントされたのがきっかけで音楽に目覚め、祖母の好きな長渕剛をストリートで演奏を開始。以前から地元では有名で、08年には『横須賀の長渕少女　中川あゆみ（12歳）』と紹介されテレビ出演を果たし、自らの原点である横須賀の街を中心に今もなお路上ライヴを続けている。

10年５月に＜avex＞より１stシングル「事実〜12歳で私が決めたコト〜」でメジャー・デビュー。自身が綴った歌詞が公表されるやいなや、各歌詞サイトのランキングで軒並み１位を獲得し、＜YouTube＞では再生回数375,000回を突破。中川あゆみの自らが経験した「事実」を基に綴った歌詞が、それを読む人達の心に感銘と共感を呼んでいる。

彼女が体験してきた事実をひたすらに歌うことにより、聴く者が自分の人生に照らし合わせて考えさせられる。現在の世の中は情報で溢れかえり、目まぐるしく常識を変える。そんな中、ただただ事実だけを歌う彼女のブレない姿に、人々は自分の事実を重ねているのだ。