ルートNO.1

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    ルートNO.1ルート・ナンバーワン

    男女混成の大人数ヴォーカル/華麗なるストリングス/ポップスとして緻密に練られたアレンジ——まるでフィフス・ディメンションを想起させるグループだ。
    ルートNO.1は、九州出身のGSグループ、レオビーツが母体となり、70年代初頭に結成される。男6人女3人という編成は、いずみたくシンガーズやヤング101に代表されるような大人数コーラス・グループの人気を意識してのことだったのだろう。彼ら唯一のスマッシュ・ヒット「恋の246」は、渋谷から青山を抜ける国道246号線をテーマにした小粋なドライヴ・ソング。男女コーラスの掛け合いが楽しく、ストリング・アレンジもゴージャス! ジャパニーズ・ソフト・ロックの名曲といえる。
    その後グループは、"里見洋と一番星"(笑)と改名し、演歌調ロックを展開した。