ミニスカパン

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    ミニスカパンミニスカパン

    タレントたちがヒット・ランキングに入った他のアーティストの曲を歌う人気番組『THE 夜もヒッパレ』から生まれたユニット。毎回ソロだけでなく、いろんな組み合わせによるデュエットなどもあるだけに、この3人=三浦理恵子+来栖あつこ+上良早紀が初めて組んで倉木麻衣の「Stand Up」を歌った時も、単にそういう組み合わせの一環かと思われた。だが、全員ミニ・スカートやホット・パンツで見せた美脚ぶりは圧倒的に目を引き、以後レギュラー的に出演することに。「彼女たちが出ると瞬間視聴率がハネ上がる」ともいわれ、01年11月には"ミニスカパン"として、ついにCDデビューまで果たしてしまう。
    三浦理恵子はアイドル・グループCoCoで一番人気を誇り、解散後もソロ歌手や女優として活躍。来栖あつこは特撮ドラマ『激走カーレンジャー』を経て『ミニスカポリス』もやっていた。上良早紀は元BRAN-KO(『王様のブランチ』のリポーター)。それぞれ73年、78年、82年生まれというバランスだ。デビュー曲は、30年以上前の68年にリリースの島倉千代子「愛のさざなみ」のカヴァーと、意表をついてきた。
    脚が売りでCDを出す意味って? という気がしないでもないが、まばゆいジャケットだけでも価値アリか。アイドル時代には"魅惑のキャット・ヴォイス"と言われた三浦の歌声も、相変わらずキュートだし。それにしても彼女、元レッド・ウォーリアーズのロック・シンガーDIAMOND☆YUKAIと結婚後も、水着グラビアをやったりこんな展開をしたり、あまりいないタイプの人妻タレントになった。と思ってたら、離婚してしまった。 (斉藤貴志)