プラスチックスの『WELCOME PLASTICS』が示したものは、それまで世界になかったバンドグルーブ
オリジナルアルバム『WELCOME PLASTICS』『ORIGATO PLASTICO』『WELCOME BACK』のデラックスエディションが今年3月にリリースされたプラスチックス。5月10日にはブルーノート東京において再結成ライヴを開催する予定で、本コラムが配信される頃には大盛況のうちに幕を閉じているに違いない。今回はテクノポップ黎明期の1980年代初頭に活躍し、P-MODEL、ヒカシューとともに“テクノ御三家”とも言われたレジェンダリー・バンドの音楽性を再検証してみたいと思う。