【韓流再熱】Netflix『愛の不時着』が誰でもハマる理由
2020年、日本中に第4次韓流ブームを巻き起こした「愛の不時着」。「涙腺が崩壊してしまった」「連日徹夜で観ている」という人が続出し、Netflix総合ランキングトップに常にランクインする人気ぶりでした。国境を越えた壮大なラブストーリー韓国の財閥の娘であり、実力のある経営者ユン・セリ(ソン・イェジン)がパラグライダーを操縦している時に事故で北朝鮮に不時着してしまうことから物語は始まります。そこで軍人リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)と出会いラブストーリーに発展していきます。全16話あるのですが、1話が1時間半以上あり最終話に関しては110分もある超大作です。しかし、寝る間を惜しんでも続きが観たいと思わせる内容なので、まさに完成度の高い名作と呼べます。北朝鮮の再現が凄い前半は、北朝鮮を舞台に物語は進んでいきます。物語の中で再現されている北朝鮮の暮らしぶりのクオリティーが凄く高いと話題になりました。実は、脱北者に取材を重ねて細部まで再現しているそうです。特に北朝鮮軍の社宅村で登場する奥様4人の生活の様子や、憎めない可愛らしい役柄が印象に残っています。ハラハラドキドキが止まらない!事故で不時着してしまったとはいえ、セリは不法侵入者です。朝鮮軍に見つからないように、試行錯誤する姿に毎回ハラハラドキドキが止まりませんでした。アクション映画やサスペンス的な要素もあり、コメディーの面白い場面もあるので飽きることがありません。脇役1人1人が愛着の沸くキャラクターで、サイドの恋愛ストーリーも見逃せませんでした。そして、主人公のラブストーリーは美しく繊細に描かれていて2人の気持ちが少しずつ惹かれ合う所がたまらないです。特にセリが助けられてばかりいる訳ではなく、ジョンヒョクを守ろうとする姿に愛と女の強さを感じました。最終回を観終わると、もう1度最初から観てしまうほど魅力的な作品です。Netflixシリーズ『愛の不時着』独占配信中