スクーデリア・エレクトロ

シーンを代表する先鋭的ポップ・クリエイター、石田小吉がスパイラル・ライフ解散後に始動させた職人音楽ユニット。メンバーは、キーボーディストの吉澤瑛師、エンジニアリング担当の寺田康彦と石田の３人。お得意のビートルズ／ビーチ・ボーイズ／トッド・ラングレン的なフレイヴァーはもちろんのこと、80's風情エレポップからテクノまで、ポップ・ミュージックへの愛情と理解で綴られた玉虫色の音世界を作り上げる。
名曲「Truth」（96年）でデビュー。以来、尋常でない強度のポップ作を世に送り出している。ただ、マス・レベルでの成功に至っていないのが甚だ残念である。