マスネ作曲『サンドリヨン』に挑戦する関西歌劇団 ―― ロマンチックにして、マジカルでコミカルな『シンデレラ』の物語、作品の魅力を、演出の井原広樹と6名の出演者に聞いた
関西歌劇団は第103回定期公演で、9月16日(土)~17日(日)に吹田市文化会館 メイシアター大ホールにてジュール・マスネ作曲『サンドリヨン』を上演する。『サンドリヨン』とは『シンデレラ』のフランス語表記の音写。『シンデレラ』の物語というと、童話やディズニー映画を思い出すが、オペラに限って言うとジョアキーノ・ロッシーニ作曲『チェネレントラ』がまず思い浮かぶのではないか。しかし、ストーリー的にシャルル・ペローの童話に近いのは、マスネ作曲の『サンドリヨン』だそう。関西歌劇団が初演となる『サンドリヨン』を採り上げる意味や、作品の魅力、本番に向けた抱負などを演出家の井原広樹と、出演者を代表してサンドリヨン役の北野智子、岡本真季、王子役の清原邦仁、妖精役の日下部祐子、アルティエール夫人役の西原綾子、堀口莉絵が語ってくれた。