グン

北九州の人気バンド、DaY'S CHANNELの一員として精力的に活動を行うが、あえなく解散。98年、音楽活動を続けるべく単身で上京、下北沢を拠点にライヴ活動を開始する。なかでも、自らが主催するイベント「FEVER'S HIGH」が反響を呼ぶ。ちなみに、第１回のゲストは同じ九州出身のnumber girlであった。また、インディーズよりミニ・アルバム２枚を発表、アメリカン・オルタナティヴ・ギターロックを基調とした骨太で荒削りなサウンド志向を窺わせた。翌99年には早くも、アルバム『SUPER APE』をひっさげてメジャー・デビュー。オルタナティヴ／グランジ・ギターロックをより深化させた緻密で完成度の高いサウンドに仕上げている。また、作詞曲、編曲、演奏のほとんどを自らこなすマルチ・プレイヤーであるということも、彼の音楽を知るうえで大事な要素と言えるだろう。