【インタビュー】ジェイク・E・リー「オジーとまたやれたら、良いものができると思うよ」
ジェイク・E・リー率いるレッド・ドラゴン・カーテルが4年ぶりの来日公演を果たした。オジー・オズボーンの2代目ギタリストとして脚光を浴び、バッドランズでの活躍を通し未だに日本でも絶大な人気を誇るジェイクだが、パーマネントなバンドとして完全復活を遂げ、ニューアルバム『PATINA』でも円熟したギタープレイを聞かせてくれている。
来日公演では、オープニングからジェイクのモチベーションの高さが伺えるプレイに、オーディエンスも大歓迎で応えていた。レッド・ドラゴン・カーテルの楽曲はブルージーでありながら、そのスリリングなリフ、バッキングはジェイクそのものであり、骨太な音色と会場の出音も素晴らしい。マラカスやタンバリンを効果的に使いながら伸びやかな歌声を聴かせたダレン・スミス(Vo)は、ハーレム・スキャレムではドラマーとしてお馴染みであり、スキッド・ロウでも活躍したフィル・ヴァローン(Dr)のドラムソロコーナーではツインドラムも披露、観客とのコミュニケーションやアンソニー・エスポジート(B)をフィーチュアするのも上手い。
バッドランズの楽曲も披露され、擬似ディレイやネックベンド等、往年のジェイク・フェイクが次々と炸裂したプレイでは、その立ち姿をもふくめ、今なお健在なギターヒーローの姿をみせてくれた。
東京公演の直前に行ったジェイクの単独インタビューでは、ステージ上の姿とは違った穏やかで静かな面持ちで正直な気持ちを語ってくれた。