かんせつかず

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    かんせつかずカンセツカズ

    高校時代から作詞・作曲活動を始め、ヤマハのライト・ミュージックを通じて発表した作品が注目を浴びる。フォークを都会的感覚で料理する彼の手腕が光る「ひとりぼっちの音楽界」はとりわけ名曲だ。さらにユーミンこと荒井由実の書く詞も、研ぎ澄まされた感覚にあふれ、秀逸である。また「かんせつかず」は、ブレッド&バターやティン・パン・アレイ系といった豊富な人脈とも交流があった。そして彼が作曲した「雨」は世界歌謡祭でモップスにカヴァーされ、「雨/モップス72」としてリリースされている。