TBS日曜劇場「下町ロケット」で佃航平役を演じる阿部寛(左)と、佃航平の娘役を演じる土屋太鳳(右)

TBS日曜劇場「下町ロケット」で佃航平役を演じる阿部寛(左)と、佃航平の娘役を演じる土屋太鳳(右)

池井戸潤「下町ロケット」阿部寛×土
屋太鳳でドラマ化、ドラマ・新聞連載
同時進行の試みも

第145回直木賞を受賞した池井戸潤の感動小説「下町ロケット」が、阿部寛・土屋太鳳のコンビで10月よりTBS日曜劇場枠でドラマ化されることが発表された。

■阿部寛×土屋太鳳でTBS日曜劇場枠、
ドラマ後半は新聞連載同時進行

原作は、下町にある工場「佃製作所」でロケットエンジン開発を夢見て奮闘する人々の人間模様を描いた池井戸潤の代表作との呼び声の高い直木賞受賞作「下町ロケット」で、主人公の佃航平役をTBSドラマに5年ぶりの登場となる阿部寛、航平の娘役をNHKの朝ドラ「まれ」で活躍中の土屋太鳳が演じる。

また、ドラマの前半を原作小説、後半を10月から朝日新聞朝刊で連載開始される池井戸潤の連載小説「下町ロケット2」として映像化。“ドラマと新聞連載同時進行”というの異例の試みも準備されているそうだ。

■原作者・池井戸潤「“一視聴者”とし
て楽しみ」

主演の阿部寛は、演じることになった佃航平について「私が演じる佃航平という人物は、町工場の社長として社員のことを考えながらも、自分の夢に向かって突き進んでいく男。自分を貫くということは時として煙たがられてしまうこともありますが、そこで卑屈にならないで、良い物を作っていくという姿勢に役者として共感します。」と、役者として共感するとともに、「佃航平=阿部寛」と思われる作品になれば嬉しいと話す。

共演となる土屋太鳳も今回の出演について「日本を支える“ものづくり”の心と技術への情熱を、役と一緒に見て、聞いて、全力で感じたいと思います。」と、早くも熱のこもったコメントを寄せている

さらに、原作の池井戸潤も「ドラマ『半沢直樹』と『ルーズヴェルト・ゲーム』でお世話になった福澤克雄監督がどんな世界を展開されるのか、一視聴者として楽しみにしています。」と、期待のコメントを寄せている。

気になるこのドラマは10月よりTBS日曜劇場枠で放送開始される。

■お試し特別版で原作小説の世界に触れ

池井戸潤「下町ロケット」は、父親が遺した下町の「佃製作所」を継ぐがロケットエンジン開発を諦められない元宇宙科学開発機構エンジニア・佃航平が主人公。取引先からの突然の取引中止・90億の損害賠償、大企業「帝国重工」から特許を20億で買い取りたいとの打診など、幾多の困難を乗り越えながら、絶対に夢をあきらめなかった人々の感動ストーリー。

いままで読んでいなかった方も、現在・大ボリュームのお試し特別版(無料)で、原作の世界に触れてみてはいかがだろうか。
TBS日曜劇場「下町ロケット」で佃航平役を演じる阿部寛(左)と、佃航平の娘役を演じる土屋太鳳(右)

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    OKMusic編集部

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