ジョン ローレンス サリバン 2016年
春夏ウィメンズコレクション - 大小
の和音、素材が語る旋律

モノトーンを基本としたパレットに、オレンジやレッドの挿し色で変化を演出。ファブリックにラバーのような光沢が出るコーティング加工を施し、素材それぞれの表情の豊かさも、コレクションの奥行きを生み出している。

シンプルなコンセプトそのままに、トップスとボトムスの対比が美しいコーディネートが多く登場。後ろ身頃がマントの様に長く伸びたタイトなタンクトップの相棒には、シューズがすっぽりと隠れてしまいそうなほどワイドなパンツをチョイス。柔らかな面持ちのデニムの色合いと、足元に覗くレッドのシューズが程よいアクセントとなっている。

ミリタリー風のブルゾンには、ミニマルなドレスとヒールブーツでエレガンスをプラス。ブラックのワントーンでありながら、それぞれの素材を変えることで黒の濃淡を演出したり、オレンジのベルトでスパイスを加えることで、ピリリと引き締まったバランスを生み出した。

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