BUCK-TICK

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BUCK-TICK、レーベルの枠を超えた4社
共同キャンペーン実施

BUCK-TICKのアルバム全20作のうち12作品のハイレゾ配信第一弾が6月26日にスタートしたが、7月29日より第二弾配信がスタートした。
第一弾配信はビクターエンタテインメント、徳間ジャパンコミュニケーションズ期の作品で、今回スタートした第二弾配信は、アリオラジャパンより7作品、ユニバーサルミュージックより1作品と、合計8作品の配信となり、これでアルバム全20作品のハイレゾ配信が完結する。

アリオラジャパン、ユニバーサルミュージック期の作品は1997年『SEXY STREAM LINER』~2010年『RAZZLE DAZZLE』までの8作品。この時期は、マスターがアナログからデジタルに移行する時期でもあり、レコーディングツールの進化が一気に加速する時期。BUCK-TICKというバンドの変貌はもちろんのこと、“音"を楽しむうえでも重要な時期である。アリオラジャパン7作品のうち5作品はアナログハーフテープよりハイレゾ化。80本以上240テイクにもおよぶ音源の中より、CDと同一テイクかどうか全テイクの聴き比べを行い、テイクを確定させたうえで1曲ずつハイレゾマスタリングを行うという工程にはのべ4か月を費やした。そうしたスタジオでの膨大な作業の一端がうかがえるマスターテープ類の写真も公開された。

また配信サイトmoraでは今回のハイレゾ化を推進した各社レーベルディレクター陣の舞台裏エピソードが掲載されているほか、配信サイトHD-Music.と、音元出版が運営するAVオーディオ系サイトPhile-webでは、コラボ企画として各アルバムのハイレゾ化を担当したスタジオエンジニア陣のインタビューが掲載される。どのような工程で、どのような苦労があったかなど、他では見ることのできない内容満載のインタビューは必見だ。

是非ともみなさんお持ちのCDとの聴き比べを楽しんでいただきたい。この全20作品配信はmora、HD-Music.ほか主要ハイレゾ配信サイトで配信される。

BUCK-TICK は1987年のメジャーデビュー以来、これまでに在籍したレーベルは4社に及ぶが、今回、ハイレゾ配信される作品はそれらのレコード4社にまたがっており、ビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、アリオラジャパン、徳間ジャパンコミュニケーションズによって「ハイレゾがバクチクする。」をキーワードにレーベルの枠を超えたキャンペーンを展開。今回、配信される楽曲数はのべ246曲となり、同時期にハイレゾ配信されるのべ曲数としては国内アーティスト最多となる。また、国内ロックバンドのアルバム20タイトルが同時期にハイレゾ配信されるのは初で、さらにレコード会社4社合同による同一アーティストの“ハイレゾ・キャンペーン"も初となる。BUCK-TICKのハイレゾ配信カタログはこれまで計22アルバム、楽曲数ではのべ266曲となる。これはロックバンドとして国内最大級の展開で、音楽ファンの間で急速に拡大しているハイレゾ・マーケットに一早く先手を打ったことになる。

結成30年を迎えオリジナルメンバーでシーンの最前線を走り続ける彼らの動向に今後も注目し続けたい。

■エンジニアインタビュー掲載サイト
・Phile-web
http://www.phileweb.com/interview/article/201507/29/299.html
・HD-Music.
http://hd-music.info/artist.cgi/1360

全タイトル配信サイト

・mora:http://mora.jp/
・HD-Music.:http://hd-music.info/

BUCK-TICK ハイレゾ配信カタログ

【2015年7月29日配信】
・『RAZZLE DAZZLE』(2010年10月13日/16th ALBUM /アリオラジャパン)
・『memento mori』(2009年2月18日/15th ALBUM/アリオラジャパン)
・『天使のリボルバー』(2007年9月19日/14th ALBUM/アリオラジャパン)
・『十三階は月光』(2005年4月6日/13th ALBUM/アリオラジャパン)
・『Mona Lisa OVERDRIVE』(2003年2月13日/12th ALBUM/アリオラジャパン)
・『極東 I LOVE YOU』(2002年3月6日/11th ALBUM/アリオラジャパン)
・『ONE LIFE,ONE DEATH』(2000年9月20日/10th ALBUM/アリオラジャパン)
・『SEXY STREAM LINER』(1997年12月10日/9th ALBUM/ユニバーサルミュージック)

【既配信中(2015年6月26日配信開始)】
・『或いはアナーキー』(2014年6月4日/18th ALBUM/Lingua Sounda・『徳間ジャパンコミュニケーションズ) ※最新作
・『夢見る宇宙』(2012年9月19日/17th ALBUM/Lingua Sounda・『徳間ジャパンコミュニケーションズ)
・『COSMOS』(1996年6月21日/8th ALBUM/ビクターエンタテインメント)
・『CATALOGUE 1987-1995』(1995年12月1日/シングルベスト/ビクターエンタテインメント)
・『Six/Nine』(1995年5月15日/7th ALBUM/ビクターエンタテインメント)
・『darker than darkness -style 93-(1993年6月23日/6th ALBUM/ビクターエンタテインメント)
・『殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits(1992年3月21日/セルフカヴァーベスト/ビクターエンタテインメント)
・『狂った太陽』(1991年2月21日/5th ALBUM/ビクターエンタテインメント)
・『HURRY UP MODE』(1990MIX)(1990年2月8日/インディーズ復刻版/ビクターエンタテインメント)
・『TABOO』(1989年1月18日/3rd ALBUM/ビクターエンタテインメント)
・『SEVENTH HEAVEN』(1988年6月21日/2nd ALBUM/ビクターエンタテインメント)
・『SEXUAL×××××!』(1987年11月21日/1st ALBUM/ビクターエンタテインメント)

【既配信中(2015年2月1日配信開始)】
・『惡の華(1990年オリジナル版)(1990年2月1日/4th ALBUM/ビクターエンタテインメント)
・『惡の華(2015年ミックス版) (2015年2月1日/4th ALBUM新ミックス/ビクターエンタテインメント)
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OKMusic編集部

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