道重さゆみ卒業に12期加入……大きく
動いたモーニング娘。’14の2014年を
振り返る
まず、大きな変化といえば12期メンバー4名の加入。
春ツアーの初日である3月15日に12期オーディションが行われることが発表され、秋ツアーの武道館公演が行われた9月30日に12期に加入する4名が発表された。12期のオーディションは2013年に一度行われていたが、該当者なしという結果に。
今回加入したのは、尾形春水・野中美希・牧野真莉愛・羽賀朱音の4名。これまでのオーディションでは、オーディション期間中にその経過を見せることが多かったが、今回は発表まで全く情報が流れなかったため、ファンにとって恒例となっている合格者予想がしづらかったのは少し残念だった。
●なんと2009年以来!CM2本に出演!
モーニング娘。’14は、今年1年のあいだにau「学割」とカゴメ「野菜一日これ一本」の2つのCMに出演。モーニング娘。がCMに出演したのは、2009年のテレビ東京のCM以来となる。道重さゆみ以外のメンバーにとっては、初めてのCMとなった。
auのCMでは、森三中とのコラボユニット・モリ娘。が注目を集めた。特に、鈴木香音が森三中と体型がかぶっているというネタで大きく取り上げられていたのが印象的。カゴメのCMでは、抽選で当たるコップのフチ子とのコラボ商品が、フチ子ファンの間でも話題となっていた。それぞれのメンバーからの衣装を着て、髪型などが似せられたかわいいフチ娘。たちをゲットするため、野菜ジュースを箱買いするハロヲタが大量発生していた。
CM以外にも、年始の「寝起きどっきりライブ」やNHKで何度も放送された「モーニング娘。55スペシャル」、道重さゆみがVMAJのMCを務めたりと、テレビで彼女たちの活躍をたくさん見ることのできた1年になった。
●道重以外のメンバーも活躍の場を広げる
今年、道重さゆみの卒業ということで、テレビや雑誌など多く取り上げられていたが、それ以外のメンバーたちも少しずつそれぞれの特技や趣味を生かし、活躍していたことも振り返っておきたい。
漫画好きの飯窪春菜は、雑誌「TopYell」と「読売中高生新聞」での漫画コラムの連載が始まった。ファッションコーディネートサイト「WEAR」を開始したりと、彼女は好きなことがしっかり仕事に繋がっていた。
譜久村聖は、やはりグラビア。「ヤングガンガン」では1年のあいだに4度表紙をつとめ、2冊目の写真集もファンのあいだで大好評だった。ふくちゃんのお風呂ポスターは、いろんな意味で話題になりました。
ゴルフが得意な生田衣梨奈は、中日スポーツの内藤雄士プロゴルフレッスン連載に登場。「三井住友VISA太平洋マスターズ プロアマ戦」にも出場した。
2015年に注目したいのは、9期メンバー鈴木香音。バラエティへの出演も少しずつ増えているし、ファン以外での認知度も上がってきている。そして道重さゆみから枠を引き継いだソロラジオも始まり、彼女のトーク力が確実に磨かれているのを感じるので、彼女の活躍をテレビでも見てみたい。●関係の変化
1年半以上同じメンバーで活躍してきて、仲良しなだけじゃない、さまざまな関係が面白い1年でもあった。
特に面白いなと思ったのは、生田衣梨奈・飯窪春菜のコンビと石田亜佑美・小田さくらのコンビ。
自称“太鼓持ちアイドル”の飯窪春菜が生田衣梨奈に対しては太鼓を持たなかったり、子分感のある石田亜佑美が小田さくらに対しては強気に出てみたり、これまであまり見られなかったメンバーの一面が出てきた。
そしてファンがずっと見守り続けてきた、道重さゆみと鞘師里保の微妙な関係にも区切りがついた。9期加入当初からの道重の鞘師への異常な愛情や、鞘師のびっくりするほどの不器用さが作り出す、じりじりとした関係は面白かったけれど、7月23日に初めて2人で食事に行くという大きな進展を見せた。
そして11月2日にはコンサートで道重が鞘師のほっぺにキス、11月26日の卒業公演ではとうとう道重が鞘師の唇を奪うという大事件も起きてしまった。道重は「大勢の前での公開りほりほへのキスは、とーっても気持ち良いです!これでさゆみ、悔いなく卒業することができます」と話し、卒業していった。
今後楽しみなのが、佐藤優樹と12期メンバーの関係。佐藤は12期加入前に、「12期とは喋らない!」と話していたけれど、レッスンで4人にリズムの取り方を教えるという、微笑ましいエピソードも披露されているので、これからどういった関係が築かれていくのか注目していきたい。
●「’14」がついて、結果よかった!
昨年12月6日に突如発表された、2014年からの改名。今後モーニング娘。のあとに、毎年年号がつくというものだったが、正直「なんだそれ?」と思った人も多かったはず。長年続いてきたグループ名を急に変えることには、メンバーにもファンにも大きな戸惑いがあった。
1年経って、「モーニング娘。’14」は道重含む10人のこと、と印象が強く残った。例えば黄金期、プラチナ期と聞いて想像するメンバーがそれぞれいるように、「モーニング娘。’14」と聞いたらあの10人のことだ、と思えるのは嬉しい。
2015年はやはりモーニング娘。’15になるようで、それは13人で作り上げていく1年になる。それもまた楽しみになった。ただ、ワンフォーは言いやすかったけれど、ワンファイブとなると言いづらいのが少し残念。そして、また慣れるまでにしばらくかかりそうだ。
●道重さゆみの卒業
今年のモーニング娘。’14といえば、道重さゆみの卒業という出来事を軸に動いていたような気がする。モーニング娘。’14にとってだけでなく、アイドル界にとっても大きなことだったと思う。
あの卒業公演は1ヶ月経ってもまだ、すごかったなあと、ときどき思い出してしまうくらい、感動も悔しさも喜びも期待も何もかもがつまっていた、ものすごいライブだった。道重さゆみという人のすごさも伝わってきたし、彼女が育てた9人の後輩たちの頼もしさを知ることができる機会にもなった。
そして、4月29日の地元山口での卒業発表から、11月26日の横浜アリーナでの卒業公演まで、彼女が身を尽くしてモーニング娘。’14を作り上げていく姿と、それを受け継ぎ、吸収しようとする後輩たちの姿が本当に素晴らしかった。
これ以外にも、ニューヨーク公演やグループ史上初シングル5作連続1位、JOCの公式応援キャラクターとしてニッポンコールアンバサダーを務めるなど、振り返ってみると本当に内容の濃い1年だった。それだけ、彼女たちを見る機会も多かったということなので、ファンとしては本当に充実した年になった。
そしてここ最近では、最も変化があった1年だったと思う。それに不安を感じることもあったけれど、先日行われた現メンバー9人のイベントを見て、それぞれが少しずつ変わってきていて、やっぱりモーニング娘。って面白い!と改めて感じることができ、不安はあっという間になくなってしまった。
いよいよ、1月2日のハロー!プロジェクトのコンサートから、モーニング娘。’15が始動する。13人でのモーニング娘。’15がどうなっていくのか、ただただ楽しみだ。これから始まる2015年は、モーニング娘。’15の活躍の場がもっと広がり、彼女たちの笑顔にこれまで以上に会えるように。そして、道重さゆみが最後に託した「私が知らなかったような、もっともっと大きな景色を見てほしい」という願いに、近づけるように。しっかり応援し続けます。東海林その子 メジャーどころを中心に、女子アイドルを追いかけています。女の子が変化する一瞬一瞬を見逃したくないです。
春ツアーの初日である3月15日に12期オーディションが行われることが発表され、秋ツアーの武道館公演が行われた9月30日に12期に加入する4名が発表された。12期のオーディションは2013年に一度行われていたが、該当者なしという結果に。
今回加入したのは、尾形春水・野中美希・牧野真莉愛・羽賀朱音の4名。これまでのオーディションでは、オーディション期間中にその経過を見せることが多かったが、今回は発表まで全く情報が流れなかったため、ファンにとって恒例となっている合格者予想がしづらかったのは少し残念だった。
●なんと2009年以来!CM2本に出演!
モーニング娘。’14は、今年1年のあいだにau「学割」とカゴメ「野菜一日これ一本」の2つのCMに出演。モーニング娘。がCMに出演したのは、2009年のテレビ東京のCM以来となる。道重さゆみ以外のメンバーにとっては、初めてのCMとなった。
auのCMでは、森三中とのコラボユニット・モリ娘。が注目を集めた。特に、鈴木香音が森三中と体型がかぶっているというネタで大きく取り上げられていたのが印象的。カゴメのCMでは、抽選で当たるコップのフチ子とのコラボ商品が、フチ子ファンの間でも話題となっていた。それぞれのメンバーからの衣装を着て、髪型などが似せられたかわいいフチ娘。たちをゲットするため、野菜ジュースを箱買いするハロヲタが大量発生していた。
CM以外にも、年始の「寝起きどっきりライブ」やNHKで何度も放送された「モーニング娘。55スペシャル」、道重さゆみがVMAJのMCを務めたりと、テレビで彼女たちの活躍をたくさん見ることのできた1年になった。
●道重以外のメンバーも活躍の場を広げる
今年、道重さゆみの卒業ということで、テレビや雑誌など多く取り上げられていたが、それ以外のメンバーたちも少しずつそれぞれの特技や趣味を生かし、活躍していたことも振り返っておきたい。
漫画好きの飯窪春菜は、雑誌「TopYell」と「読売中高生新聞」での漫画コラムの連載が始まった。ファッションコーディネートサイト「WEAR」を開始したりと、彼女は好きなことがしっかり仕事に繋がっていた。
譜久村聖は、やはりグラビア。「ヤングガンガン」では1年のあいだに4度表紙をつとめ、2冊目の写真集もファンのあいだで大好評だった。ふくちゃんのお風呂ポスターは、いろんな意味で話題になりました。
ゴルフが得意な生田衣梨奈は、中日スポーツの内藤雄士プロゴルフレッスン連載に登場。「三井住友VISA太平洋マスターズ プロアマ戦」にも出場した。
2015年に注目したいのは、9期メンバー鈴木香音。バラエティへの出演も少しずつ増えているし、ファン以外での認知度も上がってきている。そして道重さゆみから枠を引き継いだソロラジオも始まり、彼女のトーク力が確実に磨かれているのを感じるので、彼女の活躍をテレビでも見てみたい。●関係の変化
1年半以上同じメンバーで活躍してきて、仲良しなだけじゃない、さまざまな関係が面白い1年でもあった。
特に面白いなと思ったのは、生田衣梨奈・飯窪春菜のコンビと石田亜佑美・小田さくらのコンビ。
自称“太鼓持ちアイドル”の飯窪春菜が生田衣梨奈に対しては太鼓を持たなかったり、子分感のある石田亜佑美が小田さくらに対しては強気に出てみたり、これまであまり見られなかったメンバーの一面が出てきた。
そしてファンがずっと見守り続けてきた、道重さゆみと鞘師里保の微妙な関係にも区切りがついた。9期加入当初からの道重の鞘師への異常な愛情や、鞘師のびっくりするほどの不器用さが作り出す、じりじりとした関係は面白かったけれど、7月23日に初めて2人で食事に行くという大きな進展を見せた。
そして11月2日にはコンサートで道重が鞘師のほっぺにキス、11月26日の卒業公演ではとうとう道重が鞘師の唇を奪うという大事件も起きてしまった。道重は「大勢の前での公開りほりほへのキスは、とーっても気持ち良いです!これでさゆみ、悔いなく卒業することができます」と話し、卒業していった。
今後楽しみなのが、佐藤優樹と12期メンバーの関係。佐藤は12期加入前に、「12期とは喋らない!」と話していたけれど、レッスンで4人にリズムの取り方を教えるという、微笑ましいエピソードも披露されているので、これからどういった関係が築かれていくのか注目していきたい。
●「’14」がついて、結果よかった!
昨年12月6日に突如発表された、2014年からの改名。今後モーニング娘。のあとに、毎年年号がつくというものだったが、正直「なんだそれ?」と思った人も多かったはず。長年続いてきたグループ名を急に変えることには、メンバーにもファンにも大きな戸惑いがあった。
1年経って、「モーニング娘。’14」は道重含む10人のこと、と印象が強く残った。例えば黄金期、プラチナ期と聞いて想像するメンバーがそれぞれいるように、「モーニング娘。’14」と聞いたらあの10人のことだ、と思えるのは嬉しい。
2015年はやはりモーニング娘。’15になるようで、それは13人で作り上げていく1年になる。それもまた楽しみになった。ただ、ワンフォーは言いやすかったけれど、ワンファイブとなると言いづらいのが少し残念。そして、また慣れるまでにしばらくかかりそうだ。
●道重さゆみの卒業
今年のモーニング娘。’14といえば、道重さゆみの卒業という出来事を軸に動いていたような気がする。モーニング娘。’14にとってだけでなく、アイドル界にとっても大きなことだったと思う。
あの卒業公演は1ヶ月経ってもまだ、すごかったなあと、ときどき思い出してしまうくらい、感動も悔しさも喜びも期待も何もかもがつまっていた、ものすごいライブだった。道重さゆみという人のすごさも伝わってきたし、彼女が育てた9人の後輩たちの頼もしさを知ることができる機会にもなった。
そして、4月29日の地元山口での卒業発表から、11月26日の横浜アリーナでの卒業公演まで、彼女が身を尽くしてモーニング娘。’14を作り上げていく姿と、それを受け継ぎ、吸収しようとする後輩たちの姿が本当に素晴らしかった。
これ以外にも、ニューヨーク公演やグループ史上初シングル5作連続1位、JOCの公式応援キャラクターとしてニッポンコールアンバサダーを務めるなど、振り返ってみると本当に内容の濃い1年だった。それだけ、彼女たちを見る機会も多かったということなので、ファンとしては本当に充実した年になった。
そしてここ最近では、最も変化があった1年だったと思う。それに不安を感じることもあったけれど、先日行われた現メンバー9人のイベントを見て、それぞれが少しずつ変わってきていて、やっぱりモーニング娘。って面白い!と改めて感じることができ、不安はあっという間になくなってしまった。
いよいよ、1月2日のハロー!プロジェクトのコンサートから、モーニング娘。’15が始動する。13人でのモーニング娘。’15がどうなっていくのか、ただただ楽しみだ。これから始まる2015年は、モーニング娘。’15の活躍の場がもっと広がり、彼女たちの笑顔にこれまで以上に会えるように。そして、道重さゆみが最後に託した「私が知らなかったような、もっともっと大きな景色を見てほしい」という願いに、近づけるように。しっかり応援し続けます。東海林その子 メジャーどころを中心に、女子アイドルを追いかけています。女の子が変化する一瞬一瞬を見逃したくないです。
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