史上初のヴィジュアル系大型フェス『
V-ROCK FESTIVAL‘09』3万人を動員

10月24日、25日の2日間に渡り総勢50以上もの国内外アーティストが出演した、史上初のヴィジュアル系大型フェス『V-ROCK FESTIVAL‘09』が、千葉・幕張メッセで開催された。

欧米やアジアでも一大ムーブメントとなっている日本のヴィジュアル系アーティストが一堂に介した世界初のイベントには、2日間で延べ約3万人の観客が詰め掛けマリリン・マンソン、the GazettE、メリー、Versailles、彩冷える、D、Alice Nineといったシーンを代表するアーティストや、土屋アンナ、THE ALFEEの高見沢俊彦、西川貴教率いるabingdon boys schoolやALI PROJECTといったヴィジュアル系以外のアーティストも幅広く出演しイベントを盛り上げた。

初日には2006年の解散以来となる再結成ライヴを行ったLa'cryma Christiが出演。2005年に脱退したKOJI（Gt）を加え、約4年半ぶりとなるメンバー5人揃ってのステージを繰り広げた。ステージ上では来年1月にツアーを行うことを発表、今後の活動継続のプランも明かされた。1日目のラストはマリリン・マンソンが飾り「ROCK IS DEAD」や「THE BEAUTIFUL PEOPLE」など代表曲や、5月に発売されたアルバム『THE HIGH AND OF LOW』の収録曲などを演奏、数多くのヴィジュアル系ロッカーからリスペクトされるバンドは貫禄のパフォーマンスを披露。
2日目には、現在現在妊娠５ヵ月という土屋アンナが出演。シングル曲「Brave vibration」を始め、計6曲を熱唱し、「Sweet Rishi Boy」の「Oh,babe・・・babe・・・babe・・・」と歌う部分では少しおなかを守るような仕草も見せる場面も。
そして2日間のフェスのトリを務めたのは、現在人気絶頂を誇るThe GazettE。観客達は最後まで踊り、首を振り、歌い、彼らの世界に酔いしれていた。
会場では、外国人のオーディエンスの姿も見られ世界各国のメディアの取材なども殺到し改めて日本のヴィジュアル系シーンが海外からも大きく注目されていることも証明する形となり、次回の開催に期待が高まる大きな盛り上がりを見せた。