9月28日(日)@大阪・堂島リバーフォーラム

9月28日(日)@大阪・堂島リバーフォーラム

SCANDALがツアーファイナルにてシン
グル&アルバムリリースを発表

SCANDALが9月28日(日)に大阪 堂島リバーフォーラムで10日間開催していた『SCANDAL LIVE HOUSE "10"DAYS 「急に来てもらってゴメン。2014 ~新曲やるから聴いてよ~」』のツアーファイナルを迎え、次なるステージへの重大発表をした。
元々、彼女たちが普段なかなかツアーでは訪れることができない土地に“気まぐれで"ライブをしに行くツアー『急に来てゴメン。』。それをモジって行なわれた今回の“10"DAYS LIVE『急に来てもらってゴメン。2014~新曲やるから聴いてよ~』は、彼女達のホームとも呼ぶべき2都市…現在SCANDALの活動拠点となる東京で5日間、そしてSCANDAL生誕の地…大阪にて5日間の計10日で2万人を動員。

まさしくタイトル通り全国のファンを『私たちのホームに遊びに来て!~新曲やるからさ!~』という“おもてなしの気持ちで迎え入れるライブ"といえる内容、もちろん宣言通り、珠玉の新曲をひっさげての開催となった。

ファイナル公演となった9月28日。開演前から“今日のSCANDALのライブ"に期待を膨らませる多くのファンが会場前につめかける。それもその筈。今回の“10"DAYSでは毎日セットリストが違い、何が飛び出すかわからない正真正銘の<ライブ>の音楽を届けてきたからだ。

開演時間ちょうど、会場が暗転すると、場外にまで響き渡る観客の歓声で会場中が震える。ステージに上がったSCANDALは、楽器のチェックも早々にすませるやいなや、HARUNA(Vo.&Gu.)の「堂島、盛り上がっていこうねー!」の声を皮切りに、今年の夏、SCANDAL過去最高のヒット記録を更新したシングル「夜明けの流星群」でライブをスタートさせる。会場はすでに一体となり、満員の会場の後ろまで彼女たちのパフォーマンスに応えるように手が挙がる。「堂島ー! ファイナルー!! 最後まで盛り上がってくよー!」という掛け声で会場を煽ると、「太陽と君が描くSTORY」、そして続く「太陽スキャンダラス」が堂島リバーフォーラムのテンションを頂点へと押し上げていく。

HARUNAが「こんばんはーー、SCANDALです! 『SCANDAL LIVE HOUSE "10"DAYS 「急に来てもらってゴメン。2014 ~新曲やるから聴いてよ~」』へようこそー!!」と挨拶をし、「今日はライブタイトル通り、新曲、やります! そして、いつもみんなが聴いてくれている曲も、やります! そしてそして、ちょっと懐かしい曲も…やっちゃいます! みんな準備はいいですか? 今日はファイナル、堂島リバーフォーラムに集まってくれたみんなで、最高の夜にしようねー!!!!」とお決まりの言葉で宣言すると、TOMOMI(Ba.&Vo.)が会場をあおり、「瞬間センチメンタル」が会場へ放たれる。続いて、1stアルバムに収録されている本ツアーでひさしぶりにセレクトされた「ひとつだけ」に観客が聴き入っていると、「星降る夜に」「STANDARD」とライブハウスを揺らすロックサウンドの激しい曲たちが駆け巡り、盛り上がるファンは息をつく暇もない。

HARUNAが興奮冷めやらない会場をみながら「ほんっとに今日、熱い!!! みんな楽しんでる? 早いもので、今日で10DAYS、ファイナルを迎えることができました。改めてメンバー、10DAYSやってみてどうだった?」とメンバーに問いかけると、RINA(Dr.&Vo.)が「このライブをやろうと思ったきっかけは、今活動している自分達の街・東京と、そして、私たちが生まれた(結成された)街大阪の大好きな街にみんなに集結してもらいたいって思って計画しました。ほんま、こんなに集まってくれて、ありがとう!」と感謝を述べながら、「アリーナやった後にこんなにライブハウスでやるって、アホヤん、絶対。前代未聞やん、やけど(私たちのライブを)楽しみにしてくれてて、いろんな場所から集まってくれるって、ほんとに感謝しかないです。ほんまに、ものすごく幸せな10日間でした。ありがとう!」とさらに感謝の気持ちをオーディエンスに伝えた。

「次は、まだどのアルバムにも収録していない曲、聴いてください『お願いナビゲーション』」とHARUNAが曲紹介をすると、今回のライブのタイトルにもなっている、“どこにも発表されていない曲"なのに、既に会場はSCANDAL色で染まる。この時点で確実にバンドとしての力をつけてきていることを改めて感じさせられた。続く曲も、HARUNAが作った新曲「Graduation」、続く「スイッチ」は、ファイナルのために用意された激しいセットリストの中でもしっかり彼女たちの声と演奏を聴かせる曲。声が演奏が、会場に染みわたっていく。そして彼女たちが“ファンのみんなが育ててくれたLIVE曲"と公言する曲「会わないつもりの、元気でね」のイントロが流れると、会場中の拳が突きあがり会場から発せられる声も最大に。ライブもクライマックスへと向かう。

そして10日間のライブの最終日に、HARUNAから嬉しい報告が。「新曲、どうだった?(会場:最高ー!) こうやって出来たばかりの曲をみんなに聴いてもらえることが、本当にうれしいです。さて、今夜は…報告があります。今ね、私たちアルバムを作っています! だいたい7割りくらいできていて、このライブの後に仕上げにかかろうと思うんだけど、6枚目のアルバム『HELLO WORLD』を12月3日にリリースします!」その発表を聞いて、会場には歓喜の声が響く。HARUNAは「今年は大阪城ホールや横浜アリーナの大きな舞台をやらせてもらって、私たちはその先のステップを目指し始めていて、その中で出てきた曲たちが“より良い未来を目指している"歌詞がたくさんあっていろんな思いを込めて『HELLO WORLD』と名付けました。」 と続ける。

「次の曲はそんなアルバムの先行シングルにしようと思っています。『目を開ければ新しい僕がいる』という歌詞があるんだけど、そんな気持ちを私たちもみんなも持ってるんじゃないかな?と思って作った新曲です。11月19日にリリースする『Image』!」 SCANDALらしいバンド感と疾走感あふれるイントロが流れると、会場中の手が再び突き上げられる。

“10"DAYS LIVEもいよいよ終盤戦。RINAのカウントでMAMI(Gu.&Vo.)のギターがうねりをあげる。「もっともっと叫ぼうぜーーー! EVERYBODY SAY YEAH!」とHARUNAが叫ぶと、会場中から“YEAH!"の声が発せられ、堂島リバーフォーラムが揺れる。「堂島もっともっともっともっと声出していこーぜーーー!!!」矢継ぎ早にRINAのスネアが鳴り響く。既にライブの定番曲となっている「Your song」で会場がうねる。「みんなだけで歌ってー」とHARUNAが会場をあおると会場の外にまで響き渡る“オーオーオーオー!"という大歓声。その声に応えるような満面の笑顔でメンバーがステージの上を走りまわる。

「ラスト! 思いっきりタオル回してねー! DOLL!!!」HARUNAのラストコールに会場は完全燃焼に向かって手を突き上げ、手拍子を鳴らし、大声で歌い、会場を揺らす。「まわせーー!!」の一声で会場中のタオルが全力で降りまわれるその光景は、もう圧巻でしかない。「SCANDALでした!ありがとーー!」との声で、本編は終了した。

止まらないアンコールの声に応えて、メンバーがステージに上がると、さらにHARUNAから嬉しい報告が! 「今日は本当に盛りだくさんでお届けしました。さっきようやくみんなに報告ができましたが、私たちの20枚目のシングル『Image』!(会場が沸く) そして6枚目のアルバム『HELLO WORLD』には、今日もらったパワーを詰め込みたいと思っているので楽しみにしていてください!」、「そして、もうひとつ!アルバムを出したら、ツアーをやらないわけには行かないでしょ!!」との声に、今日一番の歓声が上がる。「『HELLO WORLD』を引っ提げて、2015年の1月から『SCANDAL WORLD TOUR 2015「HELLO WORLD」』をやっちゃいます! 今回は、日本だけではなく、海外公演も…そしてもちろん、世界をまわる前に日本全国!! 31公演!!! 大阪にも来ます! そして今回はRINAの地元、奈良県にも行きます! そして! TOMOMIの地元、兵庫県は加古川市にも行きます! SCANDALとしては初の滋賀にも来ます! そして、私HARUNAとMAMIの地元、名古屋にも行きます!」今度はSCANDALが各地に会いに行くということで、オーディエンスの喜びの声が聞こえる。

「さて、もう1曲? 実は…もう2曲、用意しています! 私たち、このツアー中に雨が降ったらやろうって決めてた歌テーマ曲があって、でもね、このツアー中、雨が降らなかったんです!」ということで、このツアー中では初披露となる「Rainy」で再び会場の熱を上げる。そしてHARUNAの「10DAYSラスト! みんなもっともっともりあがっていけますか? もっと踊れる? ワン、ツー、レッツゴー」のカウントで、正真正銘のラストチューン「SCANDAL BABY」で最高潮の盛り上がりを見せ会場に駆け付けた観客とメンバーが一緒になって大合唱で幕を閉じる。こうして全17曲披露となったツアーファイナルが興奮の渦の中終焉を迎えた。

彼女たちがこのツアーのラストナンバーに選んだ「SCANDA L BABY」の歌詞にもある通り《泣きたい時もあったけど、振り向かないと決めたから、いつも明日を見ていたい》。デビュー当時からの彼女たちの信念は確実に成長を遂げながら、今も決意とともに変わらず明日へ、未来へと向かっていることを思い知らされた気がする。

SCANDALは次なる舞台に向けて、11月19日(水)に記念すべき20枚目となるニューシングル「Image」と、12月3日(水)には6枚目のアルバム『HELLO WORLD』をリリースし、来年2015年1月24日からSCANDAL史上最多規模7万人動員のホール&アメリカ・フランス・イギリス・香港・台湾を含むワールドツアー 『SCANDAL WORLD TOUR 2015「HELLO WORLD」』へ進んでいく。

奇跡は起こるのではなく、起こすもの。アーティストとしても、バンドとしても、日々成長を続けるSCANDAL。歩みを止めることなく進化し続け常にパワーを届けてくれるSCANDALに今度も期待せずにはいられない。彼女達の次の挑戦に、ぜひ注目してもらいたい。

【セットリスト】

M01  夜明けの流星群
M02  太陽と君が描くSTORY
M03  太陽スキャンダラス
M04  瞬間センチメンタル
M05  ひとつだけ
M06  星降る夜に
M07  STANDARD
M08  お願いナビゲーション (※新曲)
M09  Graduation (※新曲)
M10 スイッチ
M11 会わないつもりの、元気でね
M12 Image (※11月19日リリース新曲)
M13 EVERYBODY SAY YEAH!
M14 Your song
M15 DOLL
<ENCORE>
EN1 Rainy
EN2 SCANDAL BABY

【リリース情報】

■シングル「Image」 
2014年11月19日(水)発売
【通常盤】(初回仕様限定盤)
ESCL4301/¥1,050(税込)
<収録タイトル>
1.Image
2.ないないNight 2014
3.Image (Instrumental)
<初仕様>
「別冊・超SCANDAL」フォトブック封入

■アルバム『HELLO WORLD』
2014年12月3日(水)発売
【完全生産限定盤】
ESCL4322-3/¥5,000(税込)
※特典:SPECIAL ORIGINAL T-shirt付き
【初回生産限定盤】(CD+DVD)
ESCL4324-5/¥3,600(税込)
<DVD収録内容>
ドキュメンタリー予定
【通常盤】(初回仕様限定盤)
ESCL4326/¥3,146(税込)
【アナログ盤】
ESJL3085-6/¥4,104(税込)

※アルバム4形態全てに、抽選会参加券封入
(詳細は、後日発表!)

『SCANDAL WORLD TOUR 2015「HELLO WO
RLD」』

1月24日(土) 神奈川 厚木市文化会館
1月29日(木) 東京 たましんRISURUホール
1月31日(土) 群馬 ベイシア文化ホール 大ホール
2月01日(日) 茨城 城市民文化センターアクロス 大ホール
2月07日(土) 千葉 千葉県文化会館
2月10日(火) 大分 ホルトホール大分 大ホール
2月11日(水・祝) 熊本 市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)
2月14日(土) 広島 上野学園ホール
2月15日(日) 広島 上野学園ホール
2月21日(土) 大阪 オリックス劇場
2月22日(日) 大阪 オリックス劇場
2月26日(木) 香川 サンポートホール高松
2月28日(土) 福岡 福岡サンパレス
3月01日(日) 長崎 長崎市公会堂
3月05日(木) 埼玉 大宮ソニックシティ 大ホール
3月07日(土) 岩手 盛岡市民文化ホール
3月08日(日) 宮城 東京エレクトロンホール宮城
3月12日(木) 兵庫 加古川市民会館 大ホール
3月13日(金) 滋賀 滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
3月15日(日) 奈良 なら100年会館 大ホール
3月19日(木) 長野 ホクト文化ホール・中ホール
3月21日(土) 新潟 長岡市立劇場
3月22日(日) 石川 本多の森ホール
3月27日(金) 静岡 静岡市民文化会館
3月28日(土) 愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール
3月30日(月) 岡山 倉敷市民会館
4月04日(土) 北海道 札幌市民ホール
4月05日(日) 北海道 旭川市民文化会館大ホール
4月11日(土) 東京 国際フォーラム ホールA
4月12日(日) 東京 国際フォーラム ホールA
4月19日(日) 沖縄 ナムラホール
9月28日(日)@大阪・堂島リバーフォーラム
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SCANDAL

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