『芳雄のミュー』6/14（水）放送は『
ムーラン・ルージュ』開幕直前の帝劇
から生中継　甲斐翔真、橋本さとし、
松村雄基が出演

WOWOW✕井上芳雄によるミュージカル番組「生放送！井上芳雄ミュージカルアワー『芳雄のミュー』」。2023年6月14日（水）午後11時より生放送される＃３に、ゲストとして甲斐翔真、橋本さとし、松村雄基（※五十音順）の出演が決定した。井上と、今回ゲスト出演の甲斐、橋本、松村は、6月24日にプレビュー公演が開幕する『ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル』の稽古期間中。番組は開幕を目前に稽古が進む帝国劇場から生中継を行う。

今夏の超話題作、日本初演となる『ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル』は、トニー賞 10 冠に輝いた、NY ブロードウェイが誇る、絢爛豪華なマッシュ・アップ・ミュージカル。バズ・ラーマン監督が手掛け、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーが共演した 2001 年の映画『ムーラン・ルージュ』をもとに、アレックス・ティンバースがリスペクトを込めて演出し、さらにパワーアップしたミュージカルが誕生した。2018 年のボストン公演を皮切りに、2019 年には NY ブロードウェイ公演がオープン。2021 年の「第 74 回トニー賞」では最優秀ミュージカル作品賞をはじめとする 10 部門の受賞に輝いている。1899年パリのナイトクラブ、ムーラン・ルージュを舞台に、ボヘミアンと貴族が入り交じり、日夜享楽的なパーティーに興じる豪華絢爛な世界で、「真実」「美しさ」「自由」、そして何より「愛」が謳われる。19 世紀にオペレッタを創始したオッフェンバックから、ローリング・ストーンズ、エルトン・ジョン、マドンナ、ビヨンセ、レディー・ガガまで、160年以上にわたるポピュラーミュージック約 70 曲が散りばめられている、マッシュ・アップ・ミュージカルだ。

ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター、サティーンと、激しい恋に落ちたアメリカ人作曲家クリスチャンの物語。井上と甲斐は、ダブルキャストでクリスチャンを、橋本と松村は、同じくダブルキャストでナイトクラブのオーナー兼興行主のハロルド・ジドラーを演じる。

甲斐翔真は、2020年ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』夜神月役で初舞台初主演。その後『RENT』『マリー・アントワネット』『ロミオ＆ジュリエット』『エリザベート』などわずか数年で数々のグランドミュージカルに主要キャストで出演。ミュージカルスターの道を一気に駆け上がった。井上とは 2022-23 年『エリザベート』のトート役とルドルフ役で共演したばかりだ。

橋本さとしは、1989 年劇団☆新感線公演でデビュー。1997 年に退団後、俳優 声優・ナレーター 歌手・アーティストとして、舞台、映像、ナレーション分野でも活動。ミュージカルでは、『ミス・サイゴン』、『レ・ミゼラブル』をはじめ、グランドミュージカルから小劇場まで数々の作品に主要キャストで出演。井上とは、『ミス・サイゴン』『三銃士』『二都物語』などで共演している。

松村雄基は、1980 年にテレビドラマ『生徒諸君！』でデビュー。1984 年『少女が大人になる時 その細き道』で大映テレビドラマの初レギュラー後、『不良少女とよばれて』『スクール☆ウォーズ』など、大映ドラマの常連俳優として活躍。俳優だけでなく、剣舞家、書家として幅広く活動している。数々の舞台にも出演しており、ミュージカルでは、2021 年『ロミオ＆ジュリエット』に出演。井上とは今作が初共演になる。

先日、『ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル』日本カンパニーオフィシャル Instagram では、バズ・ラーマン監督が稽古場を訪れた際の、カンパニー大興奮の様子が動画で公開された。稽古初日は総勢約 100 名のMeet&Greet が行われたほか、女性キャストの衣装フィッティングがオーストラリアで行われるなど、規格外の製作が進んでいる本作。客席には「赤い風車」や「象」が象徴的な舞台装置が現れ、劇場が真紅に彩られ、まさに“ムーラン・ルージュ”となる帝国劇場から、貴重な生放送・ライブ配信に注目したい。

最新のミュージカル情報をお届けする「芳雄のMEWS」のコーナーでは、生放送の 2 日前、6月12日（月）に WOWOW でも生中継・ライブ配信を行う『第 76 回トニー賞授賞式』の受賞結果を振り返り“いま”のブロードウェイ最新情報を届ける。