全国公開中

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「BLUE GIANT」圧巻の劇中演奏シーン
披露 動員は35万人突破「息をするの
も忘れるレベル」

全国公開中(c)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (c)2013 石塚真一/小学館 シリーズ累計1000万部突破の大人気漫画を原作とするアニメーション映画「BLUE GIANT」(公開中)の本編映像が、このほど披露された。劇中演奏シーンの一部を切りとっている。
 同作は、石塚真一氏の人気漫画(小学館刊)を劇場アニメ化。世界一のジャズプレーヤーを志して、高校卒業を機に仙台から上京してきたサックス奏者の宮本大が、同級生のドラマー・玉田俊二、凄腕ピアニストの沢辺雪祈とともにバンド「JASS」を結成し、演奏に打ち込む青春を描く。山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音が声優として参加している。
 2月17日に封切られた本作は、鑑賞した観客から「超絶大傑作!!」「熱くて感動」「冒頭から泣いた」「息をするのも忘れるレベル」「音楽の力が凄まじい」など絶賛のコメントが広がり、原作ファンのみならず多くの映画ファンの心を掴んでいる。リピーターが続出し、サントラはiTunesでのアルバムランキング1位(2月19日付)を獲得。劇場ではサントラが売り切れるなどの反響を受け、多数のテレビ番組でも大ヒットを伝える特集が組まれている。
 観客動員数35万人突破を記念して披露された本編映像は、ピアニストの沢辺雪祈が「JASS」のために作曲した「N.E.W.」(エヌ・イー・ダブリュー)の演奏シーン。その中でも大のソロがフィーチャーされた映像となっている。
 大、雪祈、玉田の3人に初めてフェスに出演するチャンスが訪れ、大きな会場で大勢の観客・ジャズ業界の関係者の前で演奏することに。「他の出演者、そして全オーディエンスに『JASS』の音楽と名前を刻み込んでやる」という大たちの声が聞こえてきそうな気迫たっぷりのパフォーマンスだ。ほぼ無名の「JASS」以外のアーティストが目当ての観客や業界人たちを徐々に惹きつけ、会場全体が熱気に包まれていく圧巻のライブシーンとなっている。
 「JASS」の演奏を担当するのは、サウンド・プロデュースも務めた世界的ピアニストの上原ひろみ(雪祈・ピアノ演奏)、国内外のトップアーティストが集まるオーディションを経て選ばれた馬場智章(大・サックス演奏)、millennium paradeへの参加等、多数のアーティストから支持を集める石若駿(玉田・ドラム演奏)。作画のほか、モーションキャプチャーやロトスコなど、さまざまな手法をハイブリッドに取り入れることで、ライブの圧倒的熱量や躍動感が伝わってくる唯一無二のアニメーション表現も必見だ。

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