D4DJ Happy Around!各務華梨×Peak
y P-key高木美佑 二人が考えるいい
DJの条件【アニメソングの可能性 第
8回】

“アニメソング”とは果たして何なのだろうか?一つの音楽ジャンルを指し示しているように感じさせるが、しかしそこに音楽的な規則性はない。それでも多くの人の頭の中には“アニメソング”と言われて思い浮かべる楽曲の形がぼんやりとあるだろう。この“アニメソング”という音楽ジャンルの形を探るための連載インタビューがこの『アニメソングの可能性』だ。
話を伺うのは、アニメソングを日々チェックし、時にそれをDJとしてプレイするアニメソングDJの面々。多くのアニメソングを日々観測し続ける彼らが感じる“アニメソング”の形とはどんなものなのかを訊き、アニメソングというものを紐解いていこうと思う。
連載企画の第8回に登場していただいたのは、D4DJより、Happy Around!の明石真秀を演じる各務華梨と、Peaky P-keyの犬寄しのぶを演じる高木美佑。今回のインタビューは、二人がアニメの世界に没入するきっかけとなったニコニコ動画の思い出にはじまり、実際にDJを行って感じた難しさやDJに必要な素質の話にも至っている。最後まで楽しんでもらえたら光栄だ。
■アニメソングが新しいアニメとの出会いのきっかけだった
――まずはお二人のアニメの原風景、子供時代に見ていた作品のお話からうかがいたいです。
高木:私が幼少期に見ていたアニメで、記憶に残っている作品を挙げるとしたら『金色のガッシュベル』(放送開始は2003年)ですね。リアルタイムで見て、その後レンタルDVDでもう一回見るぐらい好きなんですよ。他にも色々と見てはいたんですけど、あの作品の印象の強さが圧倒的すぎて……。
各務:私は『名探偵コナン』(放送開始は1996年)を思い出します。お母さんがすごくハマっていて、それを一緒に見始めたら私も大好きになってしまったんですよね。いまだに毎週楽しみに見ています。
各務華梨
――お二人とも少年誌原作のアニメが最初の記憶なんですね。その後、年齢を重ねても途切れることなくアニメを見ていたのでしょうか?
各務:途切れてないですね。小学校低学年の時点で『涼宮ハルヒの憂鬱』(放送開始は2006年)も放送されていましたから、少年誌原作アニメから深夜帯放送アニメに自然と移行していった感じでした。
高木:私はかがみんより3歳年上なんですけど、ほぼ同じ気がします。私の場合は『涼宮ハルヒの憂鬱』放送のタイミングで小学四年生だったんです。なのでちょうど少年誌アニメを見なくなったぐらいで深夜アニメのムーブメントが来た。クラスの友達と一緒に見て、感想を言い合っていた記憶があります。
――その当時、流行りのアニメ情報はどうやって仕入れていたのでしょう?
高木:ニコニコ動画が情報収集源になっていました。当時はニコニコ動画を開けば、流行りのアニメ情報は自然と入ってくる感じでしたから。
各務:そう、ニコニコ動画の存在は大きかった! 私は小中学生の時にニコニコ動画にどっぷりハマっていたんですよ。そこにアップロードされているアニメ主題歌からアニメを知ることがすごく多かった。『涼宮ハルヒの憂鬱』を知ったのもニコニコ動画を通して聴いた「ハレ晴レユカイ」がきっかけだったような。
高木:当時は今のような有料動画配信サービスもなかったですからね。ニコニコ動画で流行りのアニメソングをチェックして、その中から興味を持ったアニメをDVDレンタルしてみるという人も多かったように思います。
――小中学生の時はニコニコ動画がアニメソング、アニメの情報源だったと。ある意味、時代を感じますね。
高木:当時のインターネットの通信速度を考えると、動画を見るのって結構大変でしたから。まずは動作の軽い主題歌の動画にアクセスすることが、アニメとの出会いになっていました。
高木美佑
■見ていないアニメに推しキャラができた、その理由とは?
――そんな幼少期というか多感な時期に聴いていたアニメソングで記憶に残っているものもお聞きしたいです。高木さんは『金色のガッシュベル』の話もされていましたが。
高木:はい、当時のアニメソングだと、まず「カサブタ」(TVアニメ『金色のガッシュベル』OPテーマ、千綿ヒデノリ)を思い出します。あの曲、今聴くとまた心に沁みますよね。もう泣きそうになってしまう。あと、『金色のガッシュベル』ってキャラクターソングもすごいじゃないですか。パルコ・フォルゴレの曲とか歌詞もタイトルも……ちょっと口に出すのもはばかられるのでググってほしいんですけど……。
――それは……読者の方には自力でたどり着いてもらうとしましょうか……各務さんはいかがですか?
各務:私も結構キャラクターソングで印象に残っているものが多いような気がします。特に記憶に残っているのは『化物語』シリーズの楽曲、あれは主題歌にもなっているけど、キャラクターソングとして捉えていました。先ほど高木さんも話してましたけど、私たちが子供の時って映像より音楽の方が身近な存在だった。その影響で、アニメを見てないのに主題歌やキャラクターソングをよく知っているアニメとか普通にあったし、なんだったらキャラクターソングの影響でアニメを見る前から推しキャラがいたりとかもしましたね(笑)。
高木:わかる、それめっちゃあった! まだ子供だからレンタルDVDを簡単に借りることができないんですよ。そのせいでアニメは見ていないのにそのアニメのことは超詳しいとか普通にあった。結果的に大人になってからアニメを見て物語を知るなんてことも日常茶飯事だった気がします。
――お二人ともアニメとは独立したものとしてアニメソングを楽しんでいたんですね。それだけアニメソングに惹きつけられたのはどうしてだったのでしょうか?
高木:流行っていたというのもある気がしますが、とにかく楽曲ジャンルから曲調に至るまですごく多様なことも一つの魅力だったように思います。おかげで、アニメソングだけをひたすら聴いていったら、どこかで自分の趣味にあう楽曲に出会えるんですよね。私、ビジュアル系バンドの楽曲が好きで聴くんですけど、それもアニメソングを通して出会ったような記憶があります。『マギ』のオープニングをシドさんが担当していて、そこからシドさんを聴くようになった結果、他のビジュアル系バンドの楽曲も聴くようになる、みたいな流れでした。
――楽曲の幅広さは他のジャンルの音楽よりも確実に広いですからね。
高木:あと、アニメとのタイアップすることによって、楽曲に対しての楽しみ方が増えるのもアニメソングの魅力ですよね。聴く側は、ただでさえ素敵な楽曲の中から、いかにアニメとクロスオーバーしているかを探る視点が加わる。それってアニメソングならではの楽しみ方だと思うんですよね。
――確かに。主題歌と作品の関係性を探る楽しさがありますよね。では、今度はお二人ともキャラクターソングに造詣が深いという話もされていましたが、より作品との関係性が高いキャラクターソングの魅力とはどのようなものなのかもお聞きしたいです。
各務:「こんなのあり!?」ってことができちゃうことだと思いますね。普通に曲はかっこいいのに、歌詞がJ-POPでは絶対にありえないものになっていることが多い。それがすごく面白いんですよ。
高木:あとただただハッピーな、何も考えずに聴ける曲もたくさんあっていいよね。
各務:それはありますね。そういう意味で言うと、キャラクターソングってすごくストレートな感情が歌われるのも魅力だと思います。アニメがあるから、曲の中で感情の機微全てを描き切る必要がない、ハッピーな歌だったらひたすらハッピーな内容だけ歌って、残りはアニメの方で補完してもらうことができるんですよね。
■よくわからないけどかっこいいし楽しい、それがDJの第一印象
――その後、DJと出会ったきっかけもお聞きしたいです。
高木:私がDJを初めて聞いたのは、アニメイベントだったんですよね。DJ WILDPARTYさんがアニメソングDJをしていたのを楽屋で聴いて「なんだこれは!楽しい!」って思ったのを覚えています。その時に一緒に楽屋にいた声優さんたちと「あー!この作品面白かったよね!」なんて思い出話に花が咲いたりして(笑)。
各務:私は始めてDJと出会ったのもニコニコ動画なんですよ。『VocaNicoNight』(第一回は2012年)というイベントが定期的に開催されていて、大好きなボカロPがたくさん出演していた。その様子を配信で見ていたんです。曲も、DJしている人の仕草も、使っている機械も全部がとにかくかっこよかったのを覚えています。DJが何をする人なのかは当時は理解できてなかったんですけど(笑)。
――お二人とも、初めてDJを見たのはクラブではなかったんですね。
各務:そうですね。私なんか『D4DJ』に参加するまで、クラブがDJの人が曲をかけている場所ってことすら知らなかった……。
高木:それ、わかる! クラブは音楽が流れている場所ってイメージはあったけど、その曲をDJの人がかけているとは思っていなかった! ジュリアナ東京みたいな、みんなでモフモフのついた扇子を振ってる場所だと思ってたしね(笑)。
――かなり旧来のイメージですね(笑)。高木さんは『D4DJ』と出会う以前からDJをされていますが、きっかけはなんだったのでしょうか?
高木:Wake Up, Girls!のメンバーとして『わぐらぶ限定TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー』の仙台公演(2018年3月25日開催)を自身でプロデュースしたのがきっかけですね。そこで一つ新しいことに挑戦するというミッションが与えられて、私が選んだのがDJだったんです。そのためにD-YAMAさんにDJを教えてもらいにMOGRAに行ったのを覚えています。
――すると『D4DJ』に参加する時点でDJのことはかなり深く理解していた?
高木:そうですね。MOGRAでのイベントにも何度か出演させていただきましたから。なので、『D4DJ』の話を聞いた時は「DJなのに…4人って……?」って思いました(笑)。DJって孤独な作業だな、そう思いながらDJしていましたから。
――なるほど。各務さんは『D4DJ』と出会った際、DJはどんな印象でしたか?
各務:私、『D4DJ』に関わらせていただくことになった時には『VocaNicoNight』のことを完全に忘れていたんですよね。なので「え? DJって何?」みたいな感じでした。後からDJについて調べて、「あ!『VocaNicoNight』で私が見ていたやつのことか!」って知った感じでした(笑)。
■細かいことに熱中できる人がDJに向いていると思う
――今現在、お二人ともDJとして積極的に活動されています。DJとして活動して感じたものをお聞きしたいのですが。
高木:とにかく難しいですね! DJしている時って考えなきゃいけないことがたくさんあるじゃないですか。思ったより体力を使う。毎回命を削りながらDJしている感じがします。始める前は「ただ曲を流せばいいだけでしょ?」ぐらいに思っていたのに、やってみたら予想以上に奥深い。その奥深さこそが面白さでもあるんですけど。
各務:思っていた以上に細かい作業が必要とされるんだな、と感じています。曲の繋ぎ一つとっても、繊細な作業が求められる。私はもともと細かい作業が好きなので、そこがまた楽しさにもつながっているんですけど。ただ、細部へのこだわりが行きすぎて皆さんに迷惑をかけていることもあるので反省もさせられてます……。
――その反省する内容というのは、具体的にどういったものでしょう?
各務:セットリストを事前に提出しないといけないイベントだと、ギリッギリまで選曲にこだわりすぎちゃって、ひどい時は納期を伸ばしてもらったりとか……。色々試していくうちに、もっといいDJ、もっといい繋ぎができるんじゃないかって思っちゃうんですよね。
高木:わかる! 私も同じことやって何度も謝ってる!
――そこはより良いプレイのためだと思ってもらうしかなさそうですね……(笑)。ではお二人が考える「DJに向いている人」はどのような人でしょう?
高木:細かいことに熱中できる、オタク気質な人が向いている気がします。聴く側からしてもそういうこだわりがある人のDJ聴きたいし。
各務:曲を聴く時も、細部にまで聴き込んだ方がいいDJできますからね。私もオタク気質な人に向いているとは思います。私もDJを始めて曲の聴き方変わりましたし。曲のテンポとかメロディとかをじっくり聴くようになったんですよ。そういった分析的な曲の聴き方が楽しめる方はDJも楽しめると思います。
■DJにとって大切なのはバランス感
――お二人の場合『D4DJ』のキャストとしてDJをする場合と、個人名義でDJする場合があると思います。この2つの出演仕方での意識の違いってあるのでしょうか?
高木:『D4DJ』のキャストとしてでも、個人名義としてでも、お客さんによってやる内容は変わってくると思うんですよね。なので、あまり名義での違いはないかな。
各務:私の場合、これまで個人名義でDJしたことが一回しかないので、どこまで参考にしていいのかわからないんですけど……。個人名義でDJする時はちょっと選曲が変わってくるな、というのは思います。例えば、私元々生まれがアメリカなので、個人名義に時はプレイの途中に洋楽を取り入れてみたりするんですよ。
高木:パーソナルな部分をプレイに反映したくなるってことか、わかるかも! それを受け取ったお客さんがどう感じるか気になるからね。ちなみにかがみんが洋楽流した時、お客さんの反応どうだった?
各務:その時、FALL OUT BOY(アメリカのロックバンド)の曲をかけたんですよ。そうしたら皆さん大盛り上りで、ライブの時の定番クラップをフロア全体で再現してくれた。あれは本当に嬉しかったですね。アニメソングDJイベントには個人名義でまだ出演したことないので、プレイすることになったら何を流せばいいんですかね? 今からワクワクしながら考えています!
高木:さっきでた、昔聴いていたキャラクターソングとかかけてみるのもいいよね。
各務:いいですね! いくらでも流したい曲あるので!
――お二人の原点ともいえるアニソンが聴けるのは楽しみですね! では、そんなお二人が憧れるDJっていらっしゃいますか?
高木:『アニソンインデックス!!』で見たDJ SAAYAさんと、とんとんさんのプレイにはやっぱり憧れを感じます。お客さんの心もガッチリ掴んでいて、その上で本当に好きなアニメの曲をかけているんだな、ということも感じられましたからね。
――DJ SAAYAさん、とんとんさんの具体的にどんなところを見て、どのように作品への愛を感じたんでしょうか?
高木:なんでなんだろう……? 見ていると、なんとなく「今好きな曲かけてるな」って感じられたし、お客さんもそれを感じ取っている気がした。お二人のキャラクターを知っているお客さんが多かったというのもある気はしますけど……それだけじゃないような……。
――言葉にはできない何かがあったと。そんなお二人を見て「DJは好きな曲をかけるべきだ」と感じた?
高木:そこも難しいポイントですよね……。好きな曲だからってお客さんが知らない曲ばかりかけるのもDJとしてどうなのかな、と思うんです。その一方で、お客さんが知っているからって有名曲だけかけるDJも聴いていて楽しくないんですよね。そこは……結局バランス感覚なのかな。
各務:有名曲でもマイナー曲でも、「誰がかけるのか」も重要ですよね。アニメソングじゃないのですが、以前t+pazolite(作曲家・DJ)さんがDJをしているのを見たことがるんですよ。その時に、ご自身が作曲した曲をかけられていた。その時のコメントでのお客さんの盛り上がりは本当にすごかったんです。それを見て、全く同じプレイを私がやっても、こんなには盛り上げられないだろうと思いました。
高木:かがみんってt+pazoliteさんのファンだったんだ。D4DJの曲のリミックスやってるよね?
各務:やってます! Lyrical Lilyの「汚れっちまった悲しみの色(t+pazolite Remix)」ですね! あれ本当に羨ましくって……。Happy Around!の曲のリミックスもやってくれないかな……?
■興味がある人は今すぐアニメソングクラブに行った方がいい、でないと……
――「誰がかけるかが大切」というお話が出ましたが、お二人の場合は所属する『D4DJ』の楽曲があるわけで、“お二人が流してこそ盛り上がる曲”を持っている。
高木:それはありますよね、私がPeaky P-keyの楽曲を流すことをみんなが期待しているのはやっぱり感じる。それはDJとしてのアドバンテージにはなっていると思います。
各務:ただ、私にはそれがプレッシャーになっていた時期もありました。Happy Around!の曲はかけなきゃいけない、だからと言って適当に使えばいいってものでもない。どこでHappy Around!の曲を使って、どういう繋ぎを見せるかはすごく考えなきゃいけないと思ったんです。そうしたらどうしていいかわからなくなってしまって……。でも、何度もDJをプレイをしていくうちに、「お客さんが喜んでくれればOKだな!」と考え方も変わってきました。
――模索があって今があるんですね。配信を中心だった時期も続きましたが、配信だからこそ意識した部分ってありますか?
各務:DJ中の動きに対してすごく意識がいくようになりました。DJって意外と、やっている作業の見た目が地味なんですよね。それをただ配信すると絵面的に問題あるな、そう思って……。いろんなDJさんの動画見て必死に動きの研究をしましたよ。
高木:ダンスともまた違う、独特な動きで結構難しいんですよね。私はDJ WILDPARTYさんやD-YAMAさんを見て真似ていました。あとはHIPHOP系のDJさんの動きなんかはすごく参考になったかな。
各務:私はEDMのDJさんを中心に学ばさせてもらいました。結構女性のDJさんも多いので、動き真似しやすいな、なんて思って。
――現場では動きも含めてDJプレイになりますもんね。これからは配信ではない、現地のクラブでDJすることも増えていくと思いますし、意識するポイントがまた変わりそうですね。
高木:配信の場合は、お客さんにDJしている姿を常に見られている前提でプレイしてきましたからね。今度は私が見えていないお客さんもいる思うと、意識は変えなきゃいけない。すごく綺麗に、全く違和感のない繋ぎをしたらDJをしている意義が伝わらなそうだし……。あえてわかりやすく、荒い繋ぎもしていかなきゃいけない気がします。
各務:あとは、見た目重視の繋ぎを優先した方がいいのかな、なんてことも思いますよね。配信だと手元に寄ったカメラもあるので。
――また新しい試行錯誤は必要になりそうですね。最後に、今まさにアニメソングクラブが気になっている、行ってみようかな、でもどうしようかなと迷っている人にメッセージをお願いしたいです。
高木:みなさん、早めに行っておいた方がいいですよ。私も声優になる前に遊びに行けばよかったって後悔してますから(笑)。
各務:それは私も思っています。友達にアニメソングクラブに遊びに行っている子がいて、時々「一緒に行かない?」って誘われるんですけど、いつ誰に見つかるかわからないと思うと遊びに行きづらい……。
高木:特に今後アニメ業界で働きたいって人は急いだ方がいい! 何も考えずにクラブで遊べる状態ってすごく貴重ですからね。
各務:いきなり現場に行くのはハードルが高いって人は、配信もあるからそこから入るのもいいかもしれませんね。『#D4DJ_DJTIME』の配信もあるのでそれも見てもらえると嬉しいです。
高木:あとはMOGRAさんのtwitch配信も一回覗いてみるといいんじゃないかな。地方や海外に住んでいる人は、そういうところからアニメソングDJに触れて、タイミング見つけて現地に赴くのもいいと思います。
■結び
一見華やかで大胆に見えるDJプレイ。その裏側は緻密で地味な作業の積み重ねで成り立っている。一つ一つの繋ぎを緻密に作り上げ、それをブラッシュアップさせないことにはいいDJはできない。即興でプレイをしているDJにおいても、それは同じで積み重ねが大事になる。
逆に言えば、その細やかな作業を積み重ねることこそがDJをする醍醐味とも言える。少しでも興味を持った人はぜひDJに挑戦してみてほしい。
インタビュー・文=一野大悟撮影=池上夢貢

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