ヨルシカのドラマ『夕暮れに、手をつ
なぐ』主題歌、ズーカラデル、ヤング
スキニー、DJ RYOWとSIRUP&JP THE W
AVYのコラボ曲など、今週注目の新作
11曲を『New Music Wednesday』が紹

話題の新曲を最速で知れる、Spotifyの人気プレイリスト『New Music Wednesday』を、ナビゲーターの竹内琢也が深掘りするポッドキャスト『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』。SPICEでは、同番組で紹介されている、プレイリストだけでは知ることのできないエピソードや、Spotifyのエディター(プレイリストを構成している人たち)のこだわりをピックアップして掲載。今週は、ヨルシカがカバーに! さらに、DJ RYOWのニューアルバムからJP THE WAVYSIRUPの初のコラボ曲、ズーカラデルヤングスキニーの新曲、蔦谷好位置による変名プロジェクト・KERENMIasmi&imaseとのコラボ曲、アニメ映画『BLUE GIANT』のサウンドトラックなど続々とリリース! 海外からはアン・マリーやエリー・ゴールディングなど、今週注目の新作11曲を紹介! また紹介アーティストが出演するライブやフェス情報も掲載しているので要チェック。番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!
ヨルシカ「アルジャーノン」
ヨルシカの新曲「アルジャーノン」がリリースになりました。1月から放送されているドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』の主題歌です。ドラマの中では主題歌以外にも劇中にてヨルシカの他楽曲も多数使用されており、ファンの間で盛り上がっていました。脚本家の北川悦吏子が『オレンジデイズ』以来19年ぶりに、完全オリジナル脚本で青春ラブストーリーを手がけることでも話題となっており、北川悦吏子は以前からSNSなどでヨルシカ好きを公言していました。この「アルジャーノン」は「アルジャーノンに花束を」をオマージュしたものになっています。
DJ RYOW「All through the night feat.JP THE WAVY, SIRUP」
DJ RYOWのニューアルバム『I Have a Dream.』がリリースになりました。ヒップホッププロデューサー DJ RYOWによる通算13作目のオリジナルアルバムで、今作もSIRUP、JP THE WAVY、¥ellow Bucks、C.O.S.A.、ANARCHYなど総勢22組の豪華なゲストが参加しています。『New Music Wednesday』には「All Through the Night feat. JP THE WAVY, SIRUPがリストイン、JP THE WAVYとSIRUPの初のコラボ曲です。Spotifyではヒップホッププレイリスト『+81 Connect』のカバーも飾っています。
ズーカラデル「ラブソング」
ズーカラデルの新曲「ラブソング」がリリースになりました。チェロとバイオリンのは、RADWIMPSくるりを始めとする様々なアーティストのサポートをはじめ、『天気の子』、『君の名は。』といった映画音楽のオーケストレーションを手掛ける徳澤青弦(とくざわせいげん)が担当しています。アートワークやミュージック・ビデオには、かねてよりズーカラデルのファンだと公表していた佐藤栞里(さとう・しおり)が出演しています。ズーカラデルは3月8日(水)にミニ・アルバム『ACTA』をリリースする予定で、「ラブソング」はその中に収録される予定です。
ヤングスキニー「らしく」
ヤングスキニーの新曲「らしく」がリリースになりました。ヤングスキニーは昨年SpotifyとTikTokが共同でアーティストを応援するプログラム『Buzz Tracker』の、マンスリーアーティストに選ばれTikTokでもSpotifyでもリスナー数が大きく増え、2022年10月にリリースした「本当はね、」はTikTokでの総再生数は10億回を突破、Spotifyでもよく聴かれていました。年明けには2023年に躍進を期待する次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2023』に選出されています。今作はバンドにとってのメジャーデビューシングルで、3月15日(水)には代々木公園野外音楽堂にてフリーライブを開催することも決定しました。
KERENMI「boy feat. asmi & imase」
KERENMIが新曲「boy feat.asmi&imase」をリリースしました。KERENMIは蔦谷好位置による、 トラックメイカーとしての側面を強く打ち出した変名プロジェクト。本作は「PAKU」がTikTokを中心に大ヒットしたasmiと、TikTokに投稿したオリジナル曲の総再生回数が12億回を突破しティーンから絶大なる人気を得ているimaseとコラボした楽曲です。
リリース後すぐにSpotifyでもよく聴かれ、プレイリスト『Tokyo Super Hits!』、『Weekly Buzz Tokyo』にもリストインしています。蔦谷好位置は「音楽を志した少年時代の自分から見て、キャリアを重ねた今の自分が恥ずかしくないかとよく考えます。そんなことを歌にしたくて、まさに今駆け出した時代を彩る2人にオファーしました」とコメントしています。
(この曲は凄みを感じますね。J-Popというには少し違和感がある、新世代ポップス。『関ジャム 完全燃SHOW』で発表された、蔦谷好位置が選んだ2022年の年間ベスト10ランキングには、このasmiの「paku」が3位にランクインしていました)
butaji「everywhere」
butajiの新曲「everywhere」がリリースになりました。butajiは『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌「Presence」や『エルピス-希望、あるいは災い-』主題歌「Mirage」を手がけるなどして話題になっています。Spotifyでは日本のシンガーソングライターの楽曲を特集するプレイリスト『ブルーにこんがらがって』のカバーも飾っています。
アン・マリー「SAD B!TCH」
アン・マリーの新曲「SAD B!TCH」がリリースになりました。昨年リリースし、UKシングルチャートで5位を獲得したエイチを迎えての「PSYCHO」以来となるニューシングルで、年明けから自身のSNSでリリースがほのめかされていました。2021年の『Therapy』以来となる3rdアルバムの制作を既に終えたことをSNSで明かしており、「SAD B!TCH」はアルバムからの先行シングルと見られます。アルバムのリリース日やタイトルトラックはまだ発表されていません。Spotifyでは『New Music Friday Japan』のカバーを飾り、UKやオーストラリア&ニュージーランドの『New Music Friday』でも上位にリストインしています。『New Music Friday Japan』内ではトップクラスに多く聴かれていました。
エリー・ゴールディング「Like A Saviour」
エリー・ゴールディングの新曲「Like A Saviour」がリリースになりました。80'sサウンドが印象的な同楽曲は、3月にリリースが予定されている自身5枚目のスタジオ・アルバム『Higher Than Heaven』からの先行楽曲です。同アルバムは、本来なら2月3日(金)にリリースが予定されていましたが、1月に3月24日(金)に延期することが発表されていました。プロデューサーやソングライターとして、グレッグ・カースティン(シーア、マギー・ロジャース、エルトン・ジョン)、ジェシー・シャトキン(チャーリーXCX、イヤーズ&イヤーズ)、Koz(サム・ライダー、マドンナ、デュア・リパ)、ジュリア・マイケルズといった面々が参加しています。なお、今週カルヴィン・ハリスがエリー・ゴールディングが歌っているとみられる新曲をTikTokにアップ。1月の頭カルヴィン・ハリスはエリー・ゴールディングとスタジオに一緒にいる写真をSNSに投稿しファンの間で話題になっていました。
Le Makeup「Play (feat. Tohji, gummyboy)」
Le Makeupが新曲「Play(feat.Tohji, gummyboy)」をリリースしました。Le Makeupは大阪出身のプロデューサー/シンガーソングライターで、tofubeatsが監修した「電影少女」Original Soundtrackへの参加やアーティストへの楽曲提供、2022年10月には韓国でのパフォーマンス、11月には、オランダ・デンマーク・ドイツにてツアーを行うなど海外での活動も活発に行っています。今作にはTohji、gummyboy(グミボーイ)が参加しています。Spotifyでは日本のエレクトロミュージックの最先端に立つアーティストを特集するプレイリスト『Electropolis』のカバーも飾っています。
上原ひろみ, 馬場智章, 石若 駿(Jass)「BLUE GIANT『BLUE GIANT』サウンドトラックより」
アニメ映画『BLUE GIANT』のタイトルトラックがリリースになりました。ジャズの魅力にとりつかれた主人公が、世界一のジャズプレーヤーを目指す姿を描いているマンガ『BLUE GIANT』が原作のアニメ映画で、上原ひろみは原作の石塚真一とかねてから親交があり、原作に登場する主人公・宮本大たちが結成するトリオ・JASSのオリジナル曲を、映画化が決まる前からプライベートで作曲していたそう。上原ひろみは今回、JASSのオリジナル楽曲「FIRST NOTE」、「N.E.W.」、「WE WILL」の3曲だけでなく、劇伴音楽をほぼ全曲書き下ろし、演奏及びサウンド・プロデュースを務めています。
劇伴音楽やバンド演奏には、「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」のメンバーを中心とするストリングス・セクション(指揮:挾間美帆)や、上原ひろみの呼びかけにより集まったジャズ・ミュージシャンなど、クラシック~ジャズ界のトップクラス30名以上が参加し制作されました。サウンドトラックは2月17日(金)に発売予定ですが、それに先駆けてタイトルトラックがリリースになりました。映画内で世界一のジャズプレーヤーを目指す宮本大のサックスを演奏する、オーディションで選ばれた馬場智章、同級生の玉田俊二のドラムを演奏する石若駿が参加しています。Spotifyでは日本の現代ジャズシーンで活躍するアーティストをピックアップする『Modern Jazz Japan』のカバーを飾っています。
Shooting Star / Evis Beats feat.田我流
Evisbeatsのニューアルバム『That’ s Life』がリリースになりました。昨年2021年Nagipan(ex. MICHEL☆PUNCH)との共作で発表したアルバム『PEPE』からおよそ1年ぶりとなる新作です。『New Music Wednesday』には田我流が参加した「Shooting Star」がリストイン。Evisbeatsと田我流はフロアアンセムの「ゆれる」など、過去に何度も共演しています。
(2月4日にリリースされて、そこからむちゃくちゃ聴いています。Evisbeats大好きでその『PEPE』もそうですけど、その前の『PEOPLE』も『ナンセンス』も『HOLIDAY』も『ムスヒ』もよく聞いてます。『ムスヒ』はレコードも買いました。本当に毎年の様にアルバムをリリースしていた多作だなという印象があります。今作は20曲が収録されていますが20曲中19曲がインスト、7曲目の「Shooting Star」のみ歌、ラップが入ってるという珍しい構成。EVISBEATS曰く、「2020年頃から2022年の2年間で制作した音源の断片集」とのこと。まさにそれがぴたりと当てはまる様なインスト中心に構成されてます。日記みたいなアルバム)
文=竹内琢也、Y.SHOGO

『New Music Wednesday [Music+Talk Edition]』とは……
毎週水曜日に、その週リリースされた注目の新曲を中心に更新される、Spotifyのプレイリスト『New Music Wednesday』をさらに深掘りするSpotify公式ポッドキャスト。この番組をチェックすると話題の新曲をいち早く、そして詳しく知ることができて、今の音楽シーンがまるわかりに。あなたの通勤、通学、スキマ時間に無料で聴くことができるので是非チェックを。また番組では、Spotifyアプリの「Q&A」からメッセージやリクエストも募集中。あなたのオススメ曲や思い出ソングが紹介されるかも!? 番組への感想やリクエストは「#NMWミュージックアンドトーク」をつけてツイートを!!
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