注目度急上昇中の4人組バンド、チョ
ーキューメイがEP『LOVEの飽和水蒸気
量』発売 メンバーによる楽曲解説も
公開
■チョーキューメイ/麗(Vo)コメント
君がいなくても大丈夫、でも君がいないとさみしくてしんじゃうし、やっぱり好き。という気持ちを歌った甘くて辛いラブソング。お気に入りの歌詞が2番のAメロにあたる部分の「白鳥の餌やりを〜」なのですが、やっぱりやめた!やっぱりやる!という気分屋さんな主人公からも目が離せません。気付いたら最後まで聴きたくなる様な曲に仕上げました。
「故のLOVE」が1曲目だとするなら、次に来る曲をどうしようかとても悩みました。ですがこの曲のイントロのベースが、難しいことを考えさせないでくれるので、2曲目にしました。タイトル通り心の雨雲を吹き飛ばせるような眩しく元気が出る曲になっています。
最終列車に乗ってまで会いにゆきたい人はいますか?列車は皆の色んな思想を乗せて走っています。私達は列車に乗って、もう戻れない未来という駅へ向かっている。そんな切なさや希望をサウンドの側面からもこだわりたかったのでサビは常にレールの上を走っているかのようなビートにしました。
夏を想起させる曲を作りたくて、爽やか、そして透明感のある歌詞、サウンドを追求しました。二人にかけられている魔法が夏と共に溶けたので、もう何も怖くない。どこまでも二人で行こう。そんな気持ちになれる楽曲なので、夏とは言わず年中聴いてもらいたいです。
これは夏が舞台の「溶けた魔法」とは打って変わって冬をイメージしています。まだよく分からない家族の温もりと雪解け。この曲には同じ展開が1回もこないのは人生に比喩しているからです。楽曲が進むにつれて温もりを知り、心の雪も溶けていきます。なので「溶けた魔法」の次の曲はこれにしたかったですね。
生きている限り燃え続ける命。それでもこの胸の鼓動だけじゃ生きてると感じられない。それなら叫べ、歌え。と静かにエールを送っている楽曲です。私自身に向けて歌っている部分がとても強い曲です。やめそうになってもやめないで。と奮い立たせているのです。終始ビートが一定なのは、心臓の鼓動を意識しているからです。
この曲は完成した時にEPの1番最後に相応しいと思いました。何回も突きつける「走り続けて胸が痛い、ここが始まりだ」という歌詞によってチョーキューメイという生き物が、次の章へ向かおうとしている。そんな宇宙の始まりのようなまだ見ぬ無限の可能性へと、胸が痛くても走り続ける。そんな力強さを感じて貰えたらな、と思います。
人生に希望を持てるような、でもちょっと後ろを向いて休みたくなるような、様々な表情が見え隠れする人間味のある作品になったと思います。
皆さんにとってもこのEPが人生の1ページに刻まれていたらとても嬉しく思います。
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